ファンケル(横浜市中区)が、独自に開発した原材料を用いた加齢に対してアプローチする機能性表示食品のサプリメントの販売を4月から始める。まずは自社の通販サイトと直営店舗で販売展開しながら、販売状況を見極めて販売チャネルを広げていくことも検討していく。
CBDに関わる業者・医師・学者らが集まり討論を行う「CBD・ヘンプ業界横断勉強会兼懇親会」が25日、東京都内で開催された。これまでほぼ個別に活動を行ってきたCBD関連団体が、ようやく一つにまとまる動きを見せ始めた。
健康食品業界の信頼回復、品質管理体制の強化などを活動方針に掲げる、健康食品受託製造の業界団体「日本健康食品工業会」(野々垣孝彦会長)の設立記念祝賀会が11日、都内で開かれた。先月開催の説明会で発表した役員体制に、副会長として東洋新薬の服部利光社長を就けた新たな執行部体制を発表するとともに、新たに正会員として加入した20社の受託製造企業の代表者・担当者を前に、「連携による発展」をキーワードとした活動を続けていく方針を示した。
キリンホールデイングス(東京都中野区)が独自素材として販売展開するプラズマ乳酸菌の海外展開が本格化する。グループ会社の豪州ブラックモアズの主要販売エリアのひとつである台湾において、プラズマ乳酸菌を配合した顆粒タイプのサプリメントを5日に市場投入した。まずは台湾を皮切りに2026年には豪州、さらにタイ、ベトナムなどアセアン地域へのエリア拡大を図る。
「健康を柱に据えた事業活動を通じて、社会課題の解決に取り組む」。アサヒグループ食品(東京都墨田区)は2月28日に開催した「〝多刀流〟体験会」で、同社事業方針を公表した。川原浩社長は乳児からシニアまで幅広い年齢層をケアするとともに、消費者と事業者に同社製品を提供する幅広い取り組みにより、社会貢献しやすい枠組みについて説明した。体験会は約50名の報道関係者を集めて、同社会議室で開催された。
タマ生化学(東京都新宿区)は、緑茶由来のポリフェノールを90%以上(エピガロカテキンガレート:EGCG50%)の高濃度に規格した原材料「茶抽出物‐90」を上市した。脂肪分解などの機能性を有する機能性表示食品対応原材料として届出サポートも行う。
健康食品業界の健全な発展と消費者の信頼回復を目的に、受託(開発)製造企業を中心とする業界団体 一般社団法人 日本健康食品工業会(東京都品川区)が2025年1月に発足した。発起人はアピ(岐阜県岐阜市)、AFC‐HDアムスライフサイエンス(静岡市駿河区)、アリメント工業(山梨県南巨摩郡)、三生医薬(静岡県富士市)の4社。会長にはアピの野々垣孝彦社長が就く。
市場調査会社の矢野経済研究所は21日、医療現場で使われる流動食について、腸の調子を整える食物繊維の配合が増えているといった、栄養剤(医薬品)、流動食、栄養補給食品市場に関する現状をまとめた市場調査を発表した。
健康食品受託製造大手の東洋新薬(本部・佐賀県鳥栖市)が機能性表示食品対応原材料として提案している「インドマンゴスチン」に5つ目となる新たなヘルスクレームが加わった。「インドマンゴスチン由来ガルシノール」を機能性関与成分に、内臓脂肪・腹部総脂肪の減少、高めのBMI低下のヘルスクレームを訴求する機能性表示食品のサプリメント「インドマンゴスチンタブレットT」が1月23日付で届出公開された。
サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区)は、有胞子性乳酸菌「ラクトスポア」のラインナップを拡充し、販売を開始する。これまで1gあたりの菌数を60億個に規格した原材料を販売してきたが、新たに1gあたりの菌数150億個と1000億個で規格した原材料を販売する。活況を呈するプロバイオティクス市場で、ニュースペックの原材料を投入し、ラクトスポアのシェア拡大を図る考え。