㈱ユーグレナは13日、2015年9月期の連結業績予想を大幅上方修正し、売上高は前期比約29億円増の59億2300万円、純利益はおおよそ2倍の2億3500万円になるとの見通しを発表した。売上高の従来予想は47億2200万円だった。ユーグレナ(ミドリムシ)を配合した自社商品の直販顧客数や、OEM商品の販売量が想定以上に伸びている。
各種栄養補助食品、スキンケアなどをNB展開するニュースキンエンタープライズ社は、米国ユタ州プロボの本社に隣接する最先端施設「ニュースキン パビリオン」が完成したと発表した。同施設では、100人以上が収容できる最新大型ミーティングルームをはじめ、小型のミーティングルームや共有ワークスペースを設け、ディストリビューターが開催するセールスミーティングなどのNB活動をサポートする。日本法人のニュースキンジャパン㈱(東京都新宿区)が15日に発表した。
機能性表示食品の受託製造体制や対応方針について、健康食品受託製造大手のアリメント工業㈱(山梨県南巨摩郡)は4月21日、出展した展示会のセミナーで詳細を初めて明らかにした。健康食品の受託製造と大きく異なる面はないが、市販後でも、機能性関与成分の定性・定量に課題の生じない製品開発・設計にとりわけ注力する。届出書類の作成にも一部対応しながら、製品開発や生産・製造、品質管理の面から顧客の徹底サポートを行う方針だ。
UHA味覚糖㈱(大阪市中央区)は、美味しく摂取できる「UHAグミサプリ」シリーズを4月21日に発売した。同社では、これまで健康食品としてはコラーゲンやプラセンタのドリンクを発売していたが、食べて摂る商品は初めて。同品発売を機に、サプリメント市場に本格参入するとしている。
スティック自動充填など各種包装機製作で約60年の実績を持つ㈱東陽機械製作所(名古屋市守山区)は、従来ガラス瓶が大半だった液体充填についてスティック包装による大幅なコストダウンや利便性などの利点を訴求、受託製造企業に向けた提案を強化する。
新体制への移行を表明した昨秋から3月末のプレイベントを経て、新たなブランドで先月1日から正式に活動をスタートさせたモデーアジャパン合同会社(東京都港区)。サプリメントやスキンケア、バス用品など計80品をラインナップし、ニューウエイズ時代からのパッケージや原材料の一部追加などの刷新がほとんどだが、唯一新商品として上市する美容食品「ビューティーパウダー」を今年の戦略商品として育てる方針だ。
ハウス食品グループ本社㈱(東京都千代田区)は1日、中国の現地子会社を通じ健康飲料「ウコンの力」の販売を開始したと発表した。中国国家食品薬品監督管理総局による保健食品の認可を昨年取得、健康付加価値型の飲料として売り出す。同社として保健食品認可品の販売は初。早期に25億円の売上を見込む。
米国カプスゲル社は、植物由来ハードカプセルの世界的な需要急増を見込み、世界の4製造拠点において生産能力の増強と品質向上を図るため2500万ドル以上の資金を投入すると発表した。すでに昨年後半から設備投資の準備が進められ、製造ラインの新設や技術改良などの分野で作業が進行している。日本法人のカプスゲル・ジャパン㈱(相模原市中央区)が15日発表した。
ルテインの機能性について2つのシステマティックレビューをオムニカ㈱(東京都文京区)が実施し、ホームページで公開している。機能性表示食品の消費者庁への届出に際し、機能性の科学的根拠を研究レビューで説明する場合に必要な届出様式にまとめており、ほぼそのまま届出資料として利用できる形になっている。