長瀬産業㈱(東京都中央区)は、発酵オタネニンジン抽出物に血糖上昇抑制作用があることを細胞試験で確認した。この成果は、日本農芸化学会2015年度大会で発表した。
㈱アマゾンフード(東京都千代田区)は、単純ヘルペスウイルス(HSV)に経皮感染したマウスを対象にした試験で、自社プロポリス「AF‐08」の摂取が腸内乳酸菌を増やすとともに、パイエル板中のサイトカイン関連遺伝子発現量を増加させることを確認した。
一昨年の創業40周年を機に珊瑚草、風化貝化石カルシウムのOEM供給を改めて打ち出し始めたアイリス㈱(東京都江東区)は、これまで同素材の主な購入層であった年配層向けの提案を維持するとともに、若年層向けの商品企画、プロモーションに力を入れる。同時に国内向けがほとんどだった企画提案を、海外も視野に入れたバルク供給を強化していく方針だ。
中国電子商取引最大手アリババグループが運営する主要ECサイトにおける今年2月10日から3月11日1カ月間の売上高集計で、中国でブーム化しているマカエキス健康食品カテゴリーの第1位に、日本のMARUEIグループの「2H&2D」が入った。黒マカ抽出物を配合し、『ザ・マカ・黒』の商品名で販売しているもので、約2200万円(約120万元)を売り上げた。
昨秋に新体制への移行を表明していたニューウエイズジャパン合同会社(東京都港区)は3月21、22日の両日、都内でオープンイベント「モデーアワン」を開催、ディストリビューターはじめ新たに会員となるカスタマーなど約7000名が参集した。当日は、4月1日から完全移行する新たなシステムの概要を説明するとともに、企業体としても「モデーアジャパン合同会社」に変更し新体制でビジネス拡大する意向を表明した。
各種ダイエット食品を販売展開する㈱メタボリック(東京都渋谷区)は、〝エンナチュラル スムージー〟シリーズの第4弾として、キヌアやチアシードなど雑穀を配合した新商材を23日に新発売した。18日に都内で行われた商品発表会の席で西田和弘副社長は、「今ブームとなっているグラノーラや雑穀では補えない機能性のある雑穀素材を配合した」といい、市販の粉末タイプのスムージーとも差別化できる商材として販路とする全国のドラッグストアに向け配荷を進める。
中堅味噌メーカーの㈱ますやみそ(広島県呉市)と、丸善製薬㈱が共同開発した「無塩みそ風調味料」について、血圧降下作用のあることが動物試験で分かった。両社のほか広島大学が確認した。27日から岡山大学で開催される日本農芸化学会大会で発表する。
各種健康食品を販売展開する㈱ファイン(大阪市東淀川区)は、米国で市場が拡大基調にあるスーパーフードを日本の需要に合わせ素材を厳選、スーパーフードシリーズとして今春の商戦に投入する。上市するのはチアシード、アサイー&マキベリー、ハトムギ、根昆布の4アイテム。今月1日から全国のドラッグストアを中心に配荷を進めている。
50~60代を対象にしたマーケティング調査機関を新たに立ち上げると健康食品通信販売の㈱やずや(福岡県福岡市)が4日、発表した。1業種1社に限定で30社程度と連携し、シニア層をターゲットにした商品やサービスの共同開発を目指す。同社が抱える50代以上を中心にした700万人の顧客リストも活用する。