フェイスラインのたるみの改善が期待できる天然由来化粧品原料を化粧品受託製造の㈱サティス製薬(埼玉県吉川市)が開発した。大分県阿蘇野で採取した天然炭酸低張温泉を原材料にしたもの。肌のたるみの原因になるとされる脂肪細胞の肥大化を抑えたり、線維芽細胞の働きを活発化したりする機能が期待できるとしている。
㈱ファイン(大阪市東淀川区)は、今秋の商戦に向けた各種健康食品のラインナップを拡充させる。機能性、スーパーフード、インバウンド需要の3つのカテゴリーを軸にした新商品を投入し、主要販路のひとつであるドラッグストアでの拡販を進める。
健康食品受託製造の日本ランチェスター工業㈱(兵庫県三田市)は10日、神戸市北区に建設する新工場の建設に着工した。来年4月からの本格稼働を目指す。受託件数と生産量の拡大を受けて現工場(三田市西相野)がかなり手狭になっていた。新工場の稼働に伴い、生産量を倍増以上させる。
不二製油グループのトーラク㈱(神戸市東灘区)は13日、一般消費者向け豆乳飲料及び豆乳ヨーグルトに関わる商品、知的財産、商権、生産技術などの豆乳事業について、ポッカサッポロフード&ビバレッジ㈱(名古屋市中区)に譲渡する契約を締結したと発表した。ポッカサッポロでの販売事業は10月より開始される。トーラクでは豆乳製品の製造整備・工場を引き続き保有し、対象製品を受託製造していくことになる。譲渡価格は非公開。
先ごろルテインエステルを機能性関与成分に届出受理された機能性表示食品「ひとみの恵ルテイン40」を今月27日から発売する㈱ファイン(大阪市東淀川区)では、既存の配荷先であるドラッグストアなどでも新制度への期待度が高いことから販売目標を30万個に設定、拡販に乗り出す。
ビーエイチエヌ㈱(東京都千代田区)が海外営業を強化している。今年1月、組織再編を行い、国内外からの引き合いに直接対応する「海外営業部門」を本社に新設。また、フィッシュコラーゲンペプチドなどのサプリメント原料を主に製造しているタイの子会社の工場を拡張する。これにより、海外展開を行う国内企業やOEM展開を行う海外企業を相手に、最終商品の受託製造を本格化させる。
ネットワークビジネスと通販の2分野で健康・美容事業を展開する㈱ニナファームジャポン(東京都中央区)は、フランスの親会社ニナファーム社が開発した松葉抽出物とセージ葉抽出物、プロポリス抽出物のコンプレックス成分〝パイノックス〟を配合したサプリメントを1日に上市した。先月行われたNB向け商品説明会での反応も良く8日時点で初回ロット分が完売するほどの強い引き合いを得ている。
有用微生物を活用して健康食品・化粧品原料を開発・生産するバイオ機能性素材事業に丸善製薬㈱が本腰を入れている。販売中の第1弾素材の植物性乳酸菌に続き、微生物由来ピロロキノリンキノン(PQQ)の開発を現在進めている。
水を加えると表面がなめらかになり、飲みこみやすさが格段に増すタブレット製剤を、㈱東洋新薬(福岡市博多区)がこのほど開発した。水を含むとゼリー状に変化する食品素材をタブレット表面にコーティングしたもので、特許も出願。グルコサミンなど、摂取粒数が多くなりがちな健康食品や機能性表示食品のODM商品開発に活用していく考えだ。