健康食品受託の三生医薬㈱(静岡県富士市)は、来春にも制度が創設される機能性表示制度に向けた顧客サポート体制を構築する。新制度で求められる安全性・有効性調査をはじめとする消費者庁への届出サポートなどを行う考えで、定評がある高い製剤化技術やGMP(適正製造規範)に基づく製造・品質管理体制とともに、顧客に貢献できる体制をさらに強化していく。
スピルリナやアスタキサンチンなど機能性原料を手掛ける東洋酵素化学㈱(千葉県浦安市)は、豚肝臓エキスやキュウリエキスなどを配合した肝サポート食品「エキスで乾杯」(写真)を開発、先月オープンさせたベトナム・ホーチミン郊外のサプリメントショップで先行販売させ、状況を見ながら日本市場へも導入する。日本での販売は関連会社の㈱エスコワールドを通じて通販展開していく。
㈱サン・クロレラ(京都市下京区)は11月26日、「更年期以降のライフスタイル意識調査」を実施、発表した。それによると、更年期の心身の不調に対する対処法として、特に何もしないが半数を超える一方で、健康食品の摂取や漢方薬の服用、食生活の改善などを実践している女性がそれぞれ10%以上いることが分かった。
アミノアップ化学㈱(札幌市清田区)は、北海道食品機能性表示制度「ヘルシーDo」の普及啓発活動の一環として、認定素材であるライチ由来ポリフェノール「オリゴノール」を用いた各種料理を提供するフェアを都内飲食店で11月から約2カ月間開催している。同フェアは科学全般の各種事業などを手掛ける㈱リバネスとの共同企画。
日本緑茶センター㈱(東京都渋谷区)は11月21日に新体制に移行、北島勇社長が代表取締役会長に就き、北島大太朗副社長が新たに代表取締役社長に就任した。創業45周年の記念祝賀会でのスピーチで「今後はアルガンオイルに力を入れる」という北島新社長にその魅力と販売戦略を聞いた。
慶応元年(1865年)創業のカネイ一言製茶㈱(静岡県島田市)は来年1月、N‐アセチルグルコサミン(NAG)を配合した新商品「お茶屋が作った味わいサプリ」(ティーバッグ3㌘×30個、希望小売価格4000円・税別)を発売する。静岡県産の茶を使用し、NAGはティーバッグ1個に500㍉㌘配合される。
栃の実エキスや、藍エキスなどを展開している寿スピリッツ㈱(鳥取県米子市)は、同素材の最終製品などの販売強化を目的として、純藍㈱(東京都港区、河越誠剛・代表取締役社長)を立ち上げた。9月29日に設立しているが本格的な始動は年明けを予定。
ニュースキンジャパン㈱(東京都新宿区)は5、6日の両日、「北アジア リージョナル コンベンション2014」を東京ドームで開催、ディストリビューター約2万5000人が参集した。初の日韓合同となったコンベンションでは、創業30年を迎えたニュースキン社のこれまでの歴史を振り返るとともに、トップディストリビューターによるビジネス成功事例などを紹介、また来年投入される遺伝子研究の集大成ともなる新製品が発表された。
㈱ディーエイチシーがこのほど発表した2014年7月期決算は、売上高が前年同期比4.7%減の1084億800万円、純利益は48.3%減の49億6600万円と減収減益だった。
ファンケルグループでの一般流通の整備・開拓が着々と進んでいる。昨年5月に代表権を持つ会長として現場復帰した創業者の池森賢二会長が「3年で立て直す」ことを中期経営計画の中で明言し、既存製品の見直しや流通の整備などを行い同グループの復権を約していた。今秋からセブン&アイを通じて柱商材である「カロリミット」シリーズの新製品ドリンクタイプの配荷を進めると同時に、既存サプリ30品目の15日分を新たに投入し九州・中四国エリアを皮切りに来春までに全国へ販売網を広げるなど、通販が中心であったファンケルが一般流通でもその存在感を高める戦略が進んでいる。