経済産業省調査統計グループが2月28日に発表した2023年1月分の商業動態統計速報によると、ドラッグストア(DgS)における「健康食品」の販売額は205億円。前年同月比は9.7%増で、13カ月連続の増額となった。また、「ビューティケア(化粧品・小物)」は同3.5%増の785億円で16カ月連続増と好調が続いている。
サンブライト(東京都中央区)は、抗ストレスや睡眠改善機能を訴求する乳タンパク由来素材「ラクティウム」を、サプリメントに加え、菓子などの一般食品への利用を推奨している。
オリザ油化(愛知県一宮市)が主力の機能性食品素材「オリザセラミド」について、免疫賦活作用のあることを樹状細胞を用いた試験で確認したと発表した。同原材料に使用する米ぬか中の主要なセラミドの一つ、グルコシルセラミドに強い免疫賦活作用を見出した。今後、基礎的なエビデンスを積み上げ、市場で応用できる範囲を広げていく。同社が15日発表した。
大塚ホールディングス(東京都千代田区)のサプリメント事業が前期に引き続き売上を伸ばしている。2022年のサプリメント売上高は対前年比21.7%増の1764億円を計上した。21年の300億円増に続き、22年も同様の売上増を計上するなど、この2年で600億円超を事業売上に上乗せしたかたちだ。サプリメントブランド「ネイチャーメイド」「エクエル」がサプリ事業を成長させた。
消費者庁は13日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに22件の届出を発表した。今回の更新では、新規の機能性関与成分として「キューバ産ミツロウアルコール(beeswax alcohols)」と「パッションフラワー由来フラボノイド」が届出された。
消費者庁は8日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに13件の届出を発表した。今回の更新では、新規の機能性関与成分として「ナトリード」が届出された。
消費者庁は6日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに12件の届出を発表した。今回の更新では、機能性関与成分がイヌリンで、「肌の健康」を訴求する初めての届出があった。
消費者庁は2日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに17件の届出を発表した。これにより、今年度H番台の届出件数は925件となった。
神明(東京都中央区)は、一般社団法人メディカルライス協会(東京都新宿区)、東京農業大学と包括連携協定を締結したと27日に発表した。今後3者は産学共同で連携し、健康食品や機能性食品などの研究・開発を推し進めることになる。
サイキンソー(東京都渋谷区)は、これまで行ってきた研究支援サービス「Cykinso Research」のオプションとして試験的に実施していた9147人分の腸内細菌叢の匿名加工情報の提供を、今月20日から正式に開始した。同社はこれまでに7万人以上の腸内細菌叢情報を蓄積しており、今後も匿名加工を進め、提供データを増やしていく予定だという。