㈱ファインは、今秋の商戦に向けた各種健康食品のラインナップを拡充させる。機能性、スーパーフード、インバウンド需要の3つのカテゴリーを軸にした新商品を投入し、主要販路のひとつであるドラッグストアでの拡販を進める。
消費者委員会の特定商取引法専門調査会(後藤巻則座長・早稲田大学大学院法務研究科教授)は22日、特定商取引法改正に向け焦点の一つになっている、訪問販売、電話勧誘販売の規制について検討した。
消費者庁は22日、機能性表示食品の届出状況を更新し、サプリメントなど3商品が追加された。これにより、届出番号取得件数は計59件となった。ただ、届出書類提出件数は間もなく300件に迫ると見られる。
㈱ファンケルは22日、2015年6月度月次売上高情報を開示、主力の化粧品をはじめ、栄養補助食品、発芽米や青汁を含むその他事業のそれぞれの分野で売上が伸張、総計で前年同期比24.6%増の78億5800万円を計上した。化粧品は同30.2%増の47億4600万円、栄養補助食品は同19.3%増の24億4900万円、その他事業は同9.4%増の6億6200万円だった。4、5月の売上に続いて好調ぶりを見せている。
厚生労働省厚生科学審議会の「健康日本21(第二次)推進専門委員会」(辻一郎委員長・東北大学教授)が17日に開催され、健康日本21(第二次)の進捗状況の確認や、目標達成に向けた今後の施策の方向性などを検討した。
消費者庁は15日、機能性表示食品の届出状況を更新し、大塚製薬㈱が届け出たサプリメント「ネイチャーメイド」2商品が追加された。ルテイン、アスタキサンチンをそれぞれ機能性関与成分とするもので、どちらも「目の健康を気づかう方」に提案する。これにより届出番号取得件数は計56件になった。
㈱大木は15、16日の両日、秋冬用カテゴリー提案商談会を都内で開催した。今回のテーマは〝来店客数1日1000人を目指す〟。そのためにドラッグストアが果たすべき役割について、同社では高齢層を意識した棚割を強化することなどで競合するコンビニに対抗できる新たな売場づくりを提案した。
㈱シクロケムは、様々な物質が包接でき、難消化性デキストリンでもあるαCD(シクロデキストリン)について、血中コレステロール低減作用の表示内容で、機能性表示食品の関与成分として利用できる研究レビューを揃えた。末端製品メーカーを中心に同レビューで提案強化し、機能性表示食品市場にも打って出る。
届出受理された機能性表示食品に対して食品表示法違反に関する疑義を5月下旬に提示していた食の安全・監視市民委員会は15日、消費者庁担当者を招いた院内集会を開き、同食品の申出制度、販売開始前60日の情報開示、食経験の判断基準などについて9項目の質問を投げかけ回答を得た。
消費者庁は10日、機能性表示食品の届出状況を更新し、イミダゾールジペプチドを機能性関与成分として身体的疲労感軽減機能を表示する飲料タイプのサプリメントや、㈱健康家族が届け出た同社主力商品の「伝統にんにく卵黄」の2商品が追加された。疲労感に言及する届出表示に対する番号付与は、味の素が届け出たサプリ「グリナ」(関与成分グリシン)に続き2商品目。