㈱ディーエイチシーは9日、「純粋 生プラセンタ」と「醗酵黒セサミン プレミアム」の健康食品2商品を新発売した。いずれも通販、直営店で販売。13日からタレントの加藤浩次さんを起用したテレビCMを放映する後者については、スーパーマーケットでも売り込む。
豚由来プラセンタエキス末などを製造販売するデンマークのBIOFAC(ビオファック)グループが、100%出資の日本法人「日本ビオファック株式会社」を名古屋市中区に設立した。設立日は7月1日。
㈱アグロケミは、中国産の黒マカ乾燥粉末を8月に上市する。近年は黒ショウガや黒ニンニク、黒酢などの黒色素材が、機能性や食べ易さで引合いが増えている。同社ではこのような黒色素材の持つイメージの良さと、中国で黒マカが一大ブームとなっていることから、日本国内のみならず中国展開することも視野に入れている。
機能性表示食品の現状と課題をテーマにした「第34回健康食品フォーラム」(医療経済研究・社会保険福祉協会主催)が7日に開催された。関係者約250名が集まり4講演とパネルディスカッションが行われた。
東京農業大学大学院の上岡洋晴教授は、7日に開催された「第34回健康食品フォーラム」の講演で、現在、同氏を中心に進めている、機能性表示食品に届出られた食品のシステマティックレビュー(SR)を評価する研究の概要を説明した。同研究はUMIN登録されており、研究概要は同サイトから閲覧できる。
消費者庁は7日、機能性表示食品の届出状況を更新し、大塚製薬による大麦βグルカンが関与成分の「大麦ごはん」、イオントップバリュが届け出た「難消化性デキストリン配合 コーラ」など、その他加工食品を中心に4商品が追加された。これにより届出番号取得件数は52件となった。
消費者庁の板東久美子長官は8日の定例記者会見で、「特定保健用食品として認めることは適当でない」と消費者委員会が1日答申したエノキタケ抽出物を関与成分にする「蹴脂茶」について、「審議経過などを精査し、遠からず判断を行う」と述べ、トクホとして認めるか最終的な結論を近くまとめるとの方針を示すにとどめた。答申後では初の会見。
先ごろルテインエステルを機能性関与成分に届出受理された機能性表示食品「ひとみの恵ルテイン40」を今月下旬から発売する㈱ファインでは、既存の配荷先であるドラッグストアなどでも新制度への期待度が高いことから販売目標を30万個に設定、拡販に乗り出す。
エラスチンペプチド原料市場に、㈱ティーエストレーディング(TST)が参入する。エラスチン研究で約40年の実績を持つ、九州工業大学名誉教授の岡元孝二氏が代表を務めるバイタルリソース応用研究所(福岡県飯塚市)が製造する、国産豚大動脈由来原料の販売代理店として名乗りを上げた。