経済産業省が12日に発表した6月の専門量販店販売統計(確報)によると、ドラッグストア(1万3287店舗)の販売額は前年同月比8.6%(352.06億円)増の4440.38億円と3カ月連続で増加した。
日本通信販売協会が10日発表した、会員企業141社対象の2015年6月度通販売上高調査結果によると、健康食品の売上高は164億3700万円と、今年度調査開始(15年4月度)以来の最高額を記録した。化粧品も好調で、157億2000万円と同じく今年度調査で最高額。前年同月比では13.9%増と、今年度調査では初の2ケタ増を見せた。
㈱創健社は、第3次中期経営計画を掲げ2年目となる2016年3月期の第1四半期決算を発表、油脂・乳製品、栄養補助食品など全品目で売上高が前年同期を上回り、20.6%増となる11億1200万円を計上した。
㈱サン・クロレラは、毎日の食生活に取り入れやすい商材として開発したクロレラブランド「クロレラくらぶ」の各種商品を500円で手軽に試せる「ワンコインモニターセット」を3日に投入した。同ブランド発売3周年を記念し行うもので、併せてホームページも刷新し商品情報やレシピなどを紹介するブログを充実させるなど、クロレラの栄養素などに関する訴求を強化していく。
キューサイ㈱は、機能性表示食品として届出番号を取得していた、コラーゲンペプチドを機能性関与成分とするサプリメント「ひざサポートコラーゲン」を10月1日から発売する。主力商品の「ヒアルロン酸コラーゲン」を機能性表示食品として刷新する。7日に発表した。
特定保健用食品(トクホ)を含む健康食品全般の表示・広告や、トクホの制度や運用のあり方を検討する、消費者委員会の「特定保健用食品等の在り方に関する専門調査会」(寺本民生座長・帝京大学臨床研究センター長)の初会合が5日開催され、来年3月に予定する報告書とりまとめに向け議論がスタートした。同調査会は、同委食品ワーキンググループの論点整理を受け、トクホを含めた表示・広告、トクホの制度及び運用、トクホの情報開示を中心に議論を進めていく。今後の議論によっては新たな審議項目が増える可能性も想定され、とりまとめが遅れる可能性もある。
㈱伊藤園は、機能性表示食品として届出番号を取得していた飲料「ブルーベリー&アサイーMix」と「テアニンの働きで健やかな眠りをサポートするむぎ茶」の2商品を、8月24日から全国で順次販売を始める。4日に発表した。
食品安全委員会は4日、消費者庁から特定保健用食品(トクホ)に係る食品健康影響評価依頼があった「大麦若葉粉末」(申請者は山本漢方製薬㈱)について、「提出された資料に基づく限りにおいて安全性に問題はない」とする、同委新開発食品専門調査会の評価書を了承し、同庁に通知することを決めた。
NPO健康食品フォーラム主催の「第32回健康食品セミナー」が、9月30日(水)午後1時~4時45分まで、東京・西新橋の医療経済研究・社会保険福祉協会(東京都港区西新橋1―5―11 第11東洋海事ビル3F)で開催される。
消費者庁は7月31日、機能性表示食品の届出状況を更新、JAかごしま茶業㈱が届け出た「べにふうき緑茶ティーバッグ」など、一般加工食品5商品を追加した。届出日はいずれも6月24日付。これにより届出番号取得商品は計67件になった。