帝人がビフィズス菌や乳酸菌などのプロバイオティクス素材の原材料販売事業に参入する。デンマークの原材料サプライヤー、クリスチャン・ハンセン社と、日本市場における健康食品用途などのプロバイオティクス原材料の販売代理店契約を締結したことを、同社が9日発表した。契約締結日は昨年11月1日。
インターネット通販サイトで、申し込むと定期購入になることが容易に認識できる表示を行っていなかったのは特定商取引法違反に当たるとして、消費者庁は25日、健康食品や化粧品を販売する都内のネット通販事業者2社に対し、それぞれ業務停止命令や指示処分を行い、26日発表した。
ファンケルは11日、創業者の池森賢二代表取締役会長が退任する人事を発表した。来年1月1日付で名誉相談役に就く。業績をV字回復させ今後の成長基盤を確立したことと、8月に発表したキリンホールディングスとの業務提携に一定の目途が立ったためとしている。宮島和美取締役副会長も退任し、相談役に就く。
独自素材のプラズマ乳酸菌を配合した飲料「キリン イミューズ」を今年9月からベトナムで販売を始めていたキリンホールディングスは5日、発売から3カ月で年間販売目標の7割に達したと発表した。販売実数は7000ケース(1ケース24本入)。すでに開設しているフェイスブックページでの動画投稿や、量販店でのサンプリングを引き続き実施して需要を喚起する。
厚生労働省は11月28日、2018(平成30)年の人口動態統計(確定数)の結果を公表した。出生数は、前年から2万7746人減少し、91万8400人で過去最少となった。合計特殊出生率は前年の1.43から減少し1.42となった。
経済産業省は28日、商業動態統計の10月分速報値を発表した。ドラッグストア(DgS)の商品別販売額のうち健康食品は、前年同月比4.4%減の173億円となった。
厚生労働省が食薬区分リストを見直す考えを再び示した。同省監視指導・麻薬対策課は21日付で日本健康・栄養食品協会に事務連絡を発出し、現行食薬区分の専ら非医薬(非医)リスト収載のイボツヅラフジの全草など5植物について、専ら医薬(専ら医)への移行を検討していることを明かした。同省は今月18日、非医リストに現在収載されている10植物を専ら医に移行するなどの食薬区分一部改正を行うとして、パブリックコメントを開始していた。
DHCの2019年7月期の売上高は1079億7100万円だった。前年同期比は0.2%の微減。同社が19日までに取材に回答した。
厚生労働省は18日朝、食薬区分リスト(医薬品の範囲に関する基準)の一部改正に関するパブリックコメント(意見募集)を開始した。来月17日(必着)まで行う。