カツオ由来エラスチンペプチドを機能性関与成分にした機能性表示食品について、血管の「しなやかさ」や「柔軟性」の維持に役立つ働きを訴求する届出が公開され、機能性表示食品として届出が可能なヘルスクレームが拡大した。これを受け、同成分を国内自社工場で製造・販売する林兼産業(山口県下関市)が機能性表示食品の届出サポートを強化する。
紳士服などファッション事業を主要事業に展開するAOKIのグループ会社として2015年に設立された健康食品販売会社、寿本舗(横浜市都筑区)が6月から機能性表示食品の販売を始めた。まずは通販で展開しながら、今後、同社グループが全国に展開する衣料品店約500の店舗網を生かした店頭販売も予定する。同社が機能性表示食品を発売するのは今回が初めて。
機能性表示食品対応素材の原材料供給に乗り出した企業がある。β‐グルカンの一種パラミロンを高含有するユーグレナグラシリスEOD‐1株(以下、パラミロン)の製造・販売を手掛ける神鋼環境ソリューション(神戸市中央区、神戸製鋼グループ)だ。これまで原則として原材料供給には応じていなかった。このタイミングでBtoB事業に本格参入する狙いと同事業に関する今後の展望を、新規事業推進部 藻類事業推進室の川守秀輔・マーケティンググループ長に聞いた。
NMN配合サプリメントの販売を手掛けるミライラボバイオサイエンス(旧新興和製薬、東京都中央区)が、同社のNMN配合サプリメントブランド「ミライラボ」の4商品について、サプリメントのアンチドーピング認証を得たことが分かった。
サプリメント・健康食品受託製造大手の三生医薬(静岡県富士市)が顧客企業への中国市場進出(輸出)サポート体制を強化している。異なる部門に在籍していた4名の中国人スタッフを海外部門に集結させた。中国市場に精通する国内外の企業や人らとの関係構築なども進めている。これにより、中国輸出に必要な書類作成からECモール等への出店サポートまで効率的に対応できるようにする。中国の法規制や法制度に合わせた商品開発・製造にも対応する。
ここ数年で進めてきた今後の国内外での需要を見据えた生産体制の強化、物流機能の強化などのインフラ整備を、ファンケル(横浜市中区)がこのほど完了させた。総額150億円を投じ、主力化粧品の専用工場やサプリメント専用工場、物流センターを新設するなどして経営基盤を強化した。サプリメントと医薬品の飲み合わせの相互作用をインターネット上で確認できる新たなサービスもスタート。国内外のさらなる需要拡大に対応する体制を整えた。
緊急事態宣言後に最も売上が伸びたのは「エキナセア茶」で伸び率は1463%増──。そんな調査結果を山田養蜂場(岡山県苫田郡)が6月2日発表した。
コラーゲンペプチドの原材料製造・販売で国内大手のニッピ(東京都足立区)が、同社で製造する魚由来コラーゲンペプチドについてハラール認証を取得した。国際的なハラール団体のJAKIM(マレーシア)、MUIS(シンガポール)から国際相互認証を受けているジャパン・ハラール・ファンデーション(同台東区)による認証を得たと同社が5月25日、発表した。
富士製薬工業(東京都千代田区)がサプリメント市場に新規参入する。同社は、女性医療領域の医薬品を主力製品として展開するジェネリック医薬品の大手。
東証マザーズ上場企業の100%子会社がCBD(カンナビジオール)製品を日本に普及させようとしている。化粧品・健康食品の企画・販売などを手掛けるプレミアアンチエイジング(東京都港区)の子会社「プレミア・ウェルネスサイエンス」(東京都港区)である。