㈱林原は、「トレハ」専用の製造工場である岡山機能糖質工場・T棟の増築を開始したと24日発表した。同社ではトレハ生産増強による安定供給で、競争力強化を図るとしている。
ビルベリー由来アントシアニンを機能性関与成分として「眼の疲労感を改善する機能」を訴求する機能性表示食品の届出を消費者庁がこのほど受理し、16日から届出情報の公開を始めた。
規制改革会議委員の森下竜一・大阪大学大学院教授は16日、機能性表示食品の対象外となっているビタミンの取り扱いを巡る議論を消費者庁が近く開始するとの見通しを語った。「消費者庁に今年度中に議論を始めて欲しいとお願いしている。間もなく議論が始まるのではないか」とし、「恐らく今年度中には結論が出るかと思う」と述べた。
横浜油脂工業㈱が今年5月に供給開始した機能性甘味料「ラカンカピュアパウダー」の注目度が高まっている。既に100社以上から引き合いがあり、同社では5㌘のサンプルを無償配布して味などを確認してもらっている。
国際栄養食品協会(AIFN)は14日、景品表示法や食品表示法などの法令や、ブランドや商品名などの商標権について解説する法律セミナーを都内で開催した。
経済産業省は14日、7月の商業動態統計を発表した。これまで専門量販店販売統計として発表していたドラッグストア(1万3350店舗)の販売額は4607.79億円で前年同月比7.5%増加した。対前年同月比較の増加は4カ月連続。ただ、増加率は2カ月連続して1ケタ台と低下傾向にある。
キリンビバレッジ㈱が先月4日に新発売した難消化性デキストリンを関与成分とする機能性表示食品「キリン メッツ プラス」シリーズ2品目の販売数量が、発売約1カ月で年間販売目標に相当する50万ケースを突破した。
㈱東洋新薬が機能性表示食品の届出受理実績を伸ばしている。14日までにサプリメントを中心に6品目で届出番号を取得しており、届出者別受理実績でみると、多い順に森下仁丹㈱(撤回分除き9品目)、アサヒフードアンドヘルスケア㈱(8品目)、㈱Mizkan(同)に続き、㈱大塚製薬とともに全体4位、訴求機能別では7機能で同1位に着けている。
消費者庁は8日、8月31日以来となる機能性表示食品の情報更新を行い、生鮮食品2品を含めて4商品の届出受理を明らかにした。これにより届出番号取得件数は計82商品に増えた。初の届出受理となる生鮮食品はβクリプトキサンチンを関与成分とする温州ミカンと、大豆イソフラボンの大豆モヤシ。ほかの2商品の関与成分である松樹皮由来プロシアニジン、αリノレン酸も初の受理と、久しぶりの更新は初づくしとなった。