超党派のスポーツ議員連盟が成立を目指していた反ドーピング法案(スポーツにおけるドーピング防止活動の推進に関する法律案)は、18日まで開かれていた通常国会での提出が見送られる結果となった。
全日本健康自然食品協会(杢谷正樹理事長)は16日、第16回通常総会を都内で開催した。安心・安全な食品の提供などを掲げる同団体の今期の事業方針が示された。
コンビ㈱ファンクショナルフーズ事業部はこのほど、睡眠の質向上に作用するネムノキ樹皮抽出物「ネムノス」について、新たに入眠潜時短縮作用とノンレム睡眠時間改善作用をヒト試験で確認した。
厚生労働省は食薬区分(医薬品の範囲に関する基準)の一部改正案を6日までにまとめ、同日からパブリックコメントを開始した。「専ら医薬品」リストには新たに植物のムラサキムカシヨモギの全草、化学物質のホモタダラフィルを追加。「専ら非医薬品」リストには、植物のシデリティス・スカルディカの茎・葉・花、ナガミノアマナズナの種子油を新たに加える。
政府は9日午後、臨時閣議で今年度の「規制改革実施計画」を閣議決定した。実施計画は、内閣府の規制改革推進会議が先月まとめた第一次答申を受けたもので、8項目にわたる機能性表示食品制度の改善要求もそのまま反映した。同制度を所管する消費者庁を中心に今後、同計画に基づき、制度運用の改善に向けた具体策の検討・結論・実施に向けて動き出すことになる。
一般社団法人・健康食品産業協議会は12日、メディア懇談会を開催し、その中で今年度から会長を務める木村毅・味の素㈱常務執行役員は、同協議会と日健栄協との役割分担を明確化する考えを明らかにした。
消費者庁は7日、健康食品通信販売の日本サプリメントに対し、総額5400万円の課徴金支払い命令を行い、発表した。同社が販売していた特定保健用食品の関与成分問題を巡り、今年2月に下した景品表示法に基づく措置命令(優良誤認)に関連した処分。同社は、「定められた期間内に納付する予定」という。
機能性表示食品の届出撤回が立て続いている。新たにポッカサッポロフード&ビバレッジ㈱が、GABAなどを機能性関与成分にしたドリンク2品で撤回届出を行い、7日付で受理された。これによりGABAを機能性関与成分とする届出の取下げは4件に増えた。最初の撤回届出が受理されたのは5月29日付。
㈱明治は、2000年から販売する「明治プロビオヨーグルトLG21」シリーズの累計販売個数が70億個を突破したと7日発表した。現在同シリーズは1日に100万個を売り上げているという。同シリーズは宅配専用2品を含む全8品をラインナップする。