ニッピ、新田ゼラチンなど日本ゼラチン・コラーゲンペプチド工業組合(GMJ)加盟6社による2016年度のコラーゲンペプチド販売量は、前年度比0.4%減とほぼ横ばいの計4867tとなった。ゼラチンも同0.7%減(計1万6683t)とほぼ横ばい。
味の素㈱はこのほど、国立がん研究センターと共同で、世界で初めて血中のBCAA(分枝鎖アミノ酸)濃度が高いと大腸腺腫のリスクが低下する可能性があるとの論文をまとめ、国際的な専門誌に掲載されたと発表した。
日本水産㈱は11日、医薬品向けEPA(エイコサペンタエン酸)の生産に特化した新工場「ファインケミカル総合工場鹿島医薬品工場」を竣工した。今後、医薬品cGMP基準の取得などを進め、来年1月にも稼働させる。これに伴い、既存工場の「ファインケミカル総合工場鹿島油脂工場」は、EPA・DHAなど食品向け機能性脂質や化粧品素材を中心に生産していく。
超党派のスポーツ議員連盟が議員立法を目指しているアンチ・ドーピング法案が、今月中にも国会提出される見通しとなった。ドーピング違反者に対する刑罰化は法案に盛り込まないことになったほか、サプリメント(食品)分野のアンチ・ドーピング検査・認証に関しても明記されなかった。
公益財団法人・かずさDNA研究所と京都大学、カゴメ㈱は4月28日、自然界のフラボノイドをほぼ全て区別して検出できる技術を開発したと発表した。
㈱マツモトキヨシホールディングスは11日、2017年3月期の業績を発表した。売上高は対前年比0.2%減の5351億円、営業利益は同3.7%増の284億3100万円を計上した。次世代ヘルスケア型店舗「マツキヨラボ」の推進や、インバウンド需要に対するパスポートデータを活用した免税対応店舗の拡大、調剤業務の効率化、サプリメントPBの拡充など様々な施策を実行してきた。
微細藻類由来のフコキサンチン原料をオリザ油化㈱が新たに開発した。以前から供給している褐藻類(コンブ、ワカメ)由来フコキサンチン製品群に追加し、機能性表示食品制度に対応しながら市場開拓を進める方針。日本での販売は富士フイルム㈱と共同で行う。
ニュースキンジャパン㈱は4月28、29日の両日、「genLOC STARコンベンション2017」を横浜アリーナで開催、ブランドパートナー(ディストリビューター)など約8000名が参集した。
日本アムウェイ合同会社は2016年12月期の業績を発表、売上高は対前年比1.6%増の1004億7100万円を計上した。ここ数年は売上高900億円台で推移していたが、8期ぶりに1000億円台に回復した。栄養補助食品や化粧品を含むパーソナルケア製品群が安定的な売上の伸びを示した。同社が4月28日発表した。