各種ダイエット・美容食品を展開するメタボリックが青汁市場に参入する。14日に新製品「すっきりおいしい青汁緑茶」(=写真)を上市し、ドラッグストアを主要販路に配荷を進めている。他社の青汁製品にはない付加価値を持たせた青汁として、店頭でのプロモーションも積極展開していく。
キリンホールディングスが打ち出す乳酸菌事業の拡充施策が加速している。同事業の底上げは以前から中期経営計画などで発表されていたが、今月8日にヤクルトグループのヤクルトヘルスフーズが製造販売権を持つKW乳酸菌配合サプリメント「Noale(ノアレ)」の事業権買収を発表、一昨年からグループ横断で手掛ける独自乳酸菌「iMUSE(イミューズ)」では新たにカンロとの協業品を4月に投入するなど、乳酸菌事業の領域を広げている。
英LGC社が運用するサプリメントのアンチドーピング認証「インフォームドチョイス」(IC認証)を日本国内で取得した企業が、1日までに30社に達した。新たに協和発酵バイオ、サラヤ、ニュースキンジャパン、大里ラボラトリーの4社が最終製品認証をそれぞれ取得した。LGC社日本総代理店バイオヘルスリサーチリミテッドが1日、公表した。
中高年層をターゲットにしたプロテイン商品の上市が活発化している。明治は2月25日から中高年の運動サポートをコンセプトにした「ザバス プロテイン プラス グルコサミン15食分」を発売したほか、サントリーウエルネスも今月18日から、アクティブシニア層の取り込みを狙った新商品「QinniQ(キンニック)」を発売する。
アンチドーピング認証を受けたサプリメントを全国のドラッグストア等の店頭でも流通させようと、ヘルスケア製品卸大手の大木ヘルスケアホールディングスが提案を始めた。バイヤーなどを招いて26、27日の両日、都内で開いた提案商談会。同認証の一つ、インフォームドチョイス(IC)認証製品を集めた棚を提示した。「まだ早い」という指摘もあったというが、来場者の関心は決して低くなかった様子だ。
2品を5月に上市する。昨年12月に「メラニンの蓄積をおさえ、しみ・そばかすを防ぐ」効能・効果を持つ新規美白有効成分、「MKS‐518」を配合する医薬部外品として厚労省から承認を得ていた。
ノニジュースを中心に各種商材をグローバルでネットワークビジネス(NB)展開するモリンダ社は、(本社・米国コロラド州)は、大麻草の茎や種子に含まれるCBD(カンナビジオール)を配合した飲料を年内を目途に販売開始する。ノニとCBDを配合した飲料を複数アイテム用意する。日本法人のモリンダジャパンでの取扱い時期は未定だが、早い段階でNB展開する見通し。
金秀バイオは海洋性植物プランクトンの「ナンノクロロプシス」を、健康食品などの食品向け素材として、本格展開に乗り出す。臨床試験にも着手しており、今夏には同素材を配合した最終商品を通販限定で、実験的に販売する方針だ。
日本酒メーカーの白鶴酒造(神戸市東灘区)がサプリメントの本格販売を始めた。以前から化粧品の販売を行ってきたが、サプリメントの本格販売は初。1日、神鋼環境ソリューションと共同開発したユーグレナ配合サプリメントを通信販売と直営店で発売した。初年度売上高として1~2億円、2~3年以内に3億円を目指す。