国内ネットワークビジネス業界売上高第3位のフォーデイズ㈱が17日に発表した2016年3月期決算で、売上高が前年同期比3.7%増の397億4200万円となり、売上高400億円が射程範囲に入った。会員数も30万人を突破した。
㈱ファンケルは13日、香気成分のテルピネオールに記憶力に関わる脳の働きを高める機能があると発表した。6日開催の第17回 味と匂学会の国際学会で発表した。
化粧品・健康食品を企画・開発するジアスメディック㈱(大阪市淀川区)は、内外美容を追求する製品を拡充する。まずは沖縄県産サンゴカルシウムを用いた水素サプリメントを投入し、併せてグループ会社のラ・シンシア㈱が発売する美容液を活用するなどし、内と外から美容することのトータルケアの必要性を訴求する。
【Zoom UP 】 健康食品受託の三生医薬㈱(静岡県富士市)は7日、静岡県富士宮市南陵の富士山南陵工業団地内に新工場を建設する計画を発表した。昨今の国内需要の拡大、市場からの製剤イノベーションのニーズ、進化し続ける顧客の品質・納期改善への期待に応える。既に約1万坪の用地を取得、今年度中に着工し、2017年10月に稼動する予定。
チアシードなどスーパーフードの市場導入に当たり課題となる場合が多い異物の除去受託事業に、健康食品受託製造の㈱シェフコ(東京都板橋区)が乗り出す。同社の栃木工場に、最新鋭の異物選別機を新たに導入した。種子類をはじめとする乾燥食品原料の異物除去に対応する。これにより、既存顧客の利便性を高めるとともに、新規顧客の獲得を図る。
㈱ファンケル(横浜市中区)が、総合研究所(横浜市戸塚区上品濃12‐13)の北側隣接地で一昨年より建設を進めていた第2研究所が先月26日に竣工した。同所をイノベーション研究所として位置付け、美と健康の2つの領域における基礎研究を集約させるとともに、脳科学や皮膚科学、製剤など様々な研究分野の設備を設けた。
国内ゼラチン・コラーゲンペプチド製造販売大手2社の16年3月期決算が13日までに出揃い、いずれもコラーゲンペプチドの売上高は前年同期実績を上回った。コラーゲンペプチドの国需要に回復の兆しもうかがえるものの、主要な増加要因は来日観光客によるインバウンド消費。増加基調を維持できるかは今年の動向に掛かっている。
健康食品受託製造の三生医薬㈱(静岡県富士市)は、機能性表示食品のサポート事業「SUNKINOU」シリーズの提案を進めているが、このなかで提示するL‐テアニン、グルコポリサッカライド、グラブリジンを機能性関与成分とした製品で届け出ていることを弊紙取材で明かした。また先日開催のクリルオイル研究会でも、クリルオイル由来EPA・DHAで届出の準備段階にあるとしており、同社の機能性表示食品サポート事業の厚みが増してきた。