大和薬品㈱(東京都世田谷区)は、米ぬか抽出エキス「バイオブラン」の新知見を紹介するセミナーを、7月31日、東京の住友不動産新宿グランドタワーで開催した。当日はバイオブランを利用するクリニックのドクターや、製品を販売する代理店など約100名が集まった。
こめ油をはじめ、イノシトール、フィチン酸、γ‐オリザノールなどの機能性素材を製造する築野食品工業㈱(和歌山県伊都郡)は、健康飲料「わかやぎ」を2日に新発売した。販売はグループ会社で工務部門を担当する築野開発㈱を通じて、県内の道の駅や自社サイトの通販などで展開していく。飲料事業を手掛けるのは同社グループとして初となる。
高分子キトサンを主要原料に、ビール摂取時のプリン体吸着・排出の機能性を打ち出すサプリメントを小林製薬㈱(大阪市中央区)が8月から販売開始する。まずはドラッグストアなどの店販においてサイドネット什器などを用意して売り出しながら9月からテレビCMなどで販促を後押し、「プリン体対策サプリメント」の新たな市場を創出する。初年度売上3億円を掲げる。
【Zoom UP】 製薬企業のバイエル薬品㈱(大阪市北区)がサプリ市場に新規参入した。親会社バイエルは以前から各国で販売していたが、日本は未開拓。14年に新設し、戦略的な事業拡大を図るコンシューマーヘルス部門からの初の製品でもあり、販売に力を入れる方針。
健康食品受託製造のシェフコ㈱(東京都板橋区)が来夏にも新工場を竣工させる。栃木県鹿沼市の宇都宮中核工業団地内に、このほど約8000坪の工場用地を取得した。最新鋭工場を関東圏にも誕生させる。これにより、天災などに対するリスクヘッジを検討する最終製品販売会社の受け皿になりたい考えだ。
SBIホールディングス㈱(東京都港区)とRIZAPグループ㈱(東京都新宿区)は12日、5‐アミノレブリン酸(ALA)の認知度向上及び、同素材を配合した新製品開発と販売について、業務提携することを共同発表会で明らかにした。
㈱シクロケム(神戸市中央区)は15日、新社屋落成記念パーティーを神戸のポートピアホテルで約150名を集めて開催した。その中で同社の寺尾啓二社長は「今後はリハビリ事業に注力していく。食品では体を動かすための筋肉を付ける物質を見つけるとともに、新製品を開発していきたい」と健康をキーワードにより一層、社会貢献できる企業を目指す決意を表した。
各種健康食品製造販売の㈱ファイン(大阪市東淀川区)は、今秋の商戦に向けスーパーフードのラインナップを拡充する。タイガーナッツ、ゴールデンベリー、スピルリナ&乳酸菌・酵素、シークワーサー&青ミカンなど計10品を9月に投入する。同時にクックパッドと連携して多彩なレシピを提案するなどし、スーパーフードの一般消費者への浸透を図る。