ナットウキナーゼを主力に各種機能性素材を手掛ける㈱日本生物科学研究所(大阪市福島区)は、以前より今春の導入を予定していたカボス種子抽出物「カボシードEX」の原料供給を開始する。まずはPB「ヘパファイト」を市場に投入し、メインコンセプトとするアルコール対応の需要を見極め、供給先のマーケティングに役立てる。
独自の乳酸菌生産物質を製造及び販売する日本・バイオ㈱(東京都新宿区)は、山梨県甲州市に新工場「甲州乳酸菌発酵所」を設立、5月1日に操業予定としている。同社が近年開発したブドウ種皮を培地に用いる「乳酸菌発酵ブドウ」の認知度及び需要の増加を受け、同生産物質原料から配合製品の製造までを行う工場とする。720㍉㍑の配合飲料であれば最大で月2万本製造可能で、従来の同7000本から約3倍に生産体制を増強したことになる。
ノニジュースを中心にNB展開を進めるモリンダジャパン合同会社(東京都新宿区)は15、16日の両日、千葉・舞浜アンフィシアターで「2016ジャパンビジネスサミット」を開催、IPC(独立プロダクトコンサルタント)を中心に2日間で延べ3800名が参集した。当日は、抗AGEのコンセプトを持った商品の拡充や、新たなプランの導入などでビジネスを拡大する今期の戦略を発表した。
各種健康食品製造販売の㈱ファイン(大阪市東淀川区)は、来年1月に新工場を竣工させる。4日、工場敷地を管轄する兵庫県と調印式を行った。新工場「播磨先端製造技術センター」の稼働により、現在の生産能力の3倍以上に向上することになり、同社がここ数年で新たに事業化しているスーパーフードや機能性表示食品、医療用食品など自社の商品開発への対応はじめ、OEM事業でも弾みをつける。
オールジャパンドラッグ(AJD、本部長・杉山貞之氏)は2月18日、大阪で202社の出展企業を集めて「2016春季商品フェア」を開催、196億2000万円を売り上げた。買い上げ上位者は①㈱コスモス薬品27億4200万円②㈱カワチ薬品22億6000万円③㈱キリン堂20億3000万円④㈱クリエイトエス・ディー18億6700万円⑤㈱CFSコーポレーション16億4500万円だった。
セティ㈱(東京都千代田区)が供給するベルギーのキトザイム社製植物性キトサン「キオニュートリム‐CsG」が、初のヒト臨床試験により、体重やBMI、体脂肪などを低下させることが確認された。セティではこの知見を基に抗メタボ、生活習慣病対応素材として提案を強化していく。
キッスビー健全食㈱(東京都三鷹市)は、韃靼そばとキヌアを粉末化し、お湯に溶かして飲む「おしな湯 キヌア入り」を自社製品として販売するほか原料・OEM供給も行い、販路拡大に注力している。血管の硬直化が老化に繋がると指摘されることから、同社では毛細血管の弾力性維持に働くルチンを高含有する韃靼そばを用いた製品及び原料により、3000万人を超える高齢者の健康に役立ちたいとしている。
㈱テルヴィス(東京都中央区)は、パラグアイ産の有機JAS認証を取得したチアシードを上市した。日本の規格で有機認証を受けた素材を使用したい、または安全性を訴求したい最終製品メーカーなどの利用を見込んでいる。
ダイエット作用や美肌作用などが確認されている植物抽出物を清涼飲料水など一般ドリンク類にも広く採用してもらう目的で、サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区)が、アジア最大級とされる食品・飲料専門展示会「フーデックス・ジャパン」(3月8日~11日、千葉・幕張メッセ)に初めて出展する。
㈱ファイン(大阪市東淀川区)は今春の商戦にマカやザクロなどのスーパーフード5品と、独自原料のプラセンタを用いた商材を市場投入する。今回の上市でスーパーフードシリーズは18品に拡充された。販売は今月24日から開始している。