健康食品製造・販売の㈱ファイン(大阪市東淀川区)は3日、ルテイン、ヒアルロン酸に続く5品目となる機能性表示食品が届出受理されたと発表した。カネカ社製の甘草抽出物・グラボノイドを用いたサプリメント「グラボノイド300」で、届出日は10月5日。全国にドラッグストアなど約1300店以上の販売網を持つ大手ドラッグストアチェーンで販売展開する。販売は近日中を予定している。
㈱アミノアップ化学(札幌市清田区)は、機能性表示食品として届け出ていた低分子化ライチ由来ポリフェノールを関与成分としたサプリメント「オリゴノール ハードカプセル」が4日に受理されたと発表した。パッケージには、「低分子化ライチポリフェノールは運動で生じる身体的な疲労感を軽減する機能があることが報告されています」などと表示する。
2015年3月期連結売上高が前年度比7%増の266億円と、11期連続の増収を達成した国内化粧品受託製造最大手の日本コルマー。「グローバルNo.1 ODM/OEM企業」を目指す同社はどのような成長戦略を描いているのか。健康産業流通新聞の前号(第909号)で掲載した化粧品OEM特集に関連し、国内化粧品市場の現在や今後も交えながら、神崎友次会長に話を聞いた。
【九州・沖縄健食売上高ランキング・帝国データバンク調べ】
来年創業25周年を迎える㈱メタボリック(東京都渋谷区)の新社長に、西田和弘氏(前取締役副社長)が今月4日就任した。1990年代前半の杜仲茶に始まり、キトサン・アフターダイエットと立て続けにヒット商品を世に送り出した同社の次なる一手について、西田新社長に今後の取組みを聞いた。
㈱ヤクルト本社(東京都港区)は、乳酸菌LP0132株で発酵させた果汁飲料がアトピー性皮膚炎症状を改善することをヒト試験で確認した。この成果は科学雑誌「Bioscience of Microbiota, Food and Health」の電子版に掲載された。
ノニジュースを中心にNB展開を進めるモリンダジャパン合同会社(東京都新宿区)は12日、「同志社大学寄付講座記念サイエンスフォーラム」を都内で開催した。同社が展開する抗糖化に働きかける栄養補助食品「プロテインプラス」の基礎開発技術者であるタニン・フージャ博士が登壇するとともに、同志社大で進める抗糖化に関する最新動向を報告した。当日は同社のディストリビューター(IPC)限定の講演会で約500名が参集した。
機能性表示食品の発売開始から数カ月が経過したことで、販売動向が伝えられ始めた。ライオン㈱は9日、6月30日に機能性表示食品としてリニューアル発売したサプリメント「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」の発売後3カ月間(7~9月)の顧客獲得数が前年同期比2.4倍に増加したと発表した。
コンビ㈱ファンクショナルフーズ事業部(さいたま市桜区)は、殺菌乳酸菌「EC‐12」がニキビ改善に作用することを学生対象の試験で確認した。