主力のナットウキナーゼはじめ、既存商材の植物発酵エキスや明日葉など国内外からの受注がここ数年急増するなど事業規模を拡大させている㈱日本生物科学研究所(大阪市福島区)は、大阪・中之島のリーガロイヤルホテルで5日に開催した創業40周年記念祝賀会において、「2020年には売上100億円を達成する」事業方針を明らかにした。
アロエの成分マンノースを含む8種の糖を組合せた健康食品・アンブロトースを中心にNB展開するマナテックジャパン合同会社(東京都港区)は、全国初のトレーニングセンターを大阪・心斎橋に開設、営業開始を翌日に控えた4日にオープニングセレモニーを開催した。
㈱DHCが、『日本のサプリを健康にする。』と銘打った健康食品の大型キャンペーンを8日から展開している。これに合わせてテレビCMの放映も開始。「『高価である』ことと『効果がある』ことは全く別のもの」だとするサプリメントに対する企業姿勢や、医師など30名以上の医療系識者が在籍する相談室を設けるなどしている販売後消費者サポート体制の充実ぶりを強く訴求している。
健康食品受託製造の㈱AFC‐HDアムスライフサイエンス(静岡市駿河区)は9日、平成27年8月期(平成26年9月1日~27年8月31日)の通期連結業績を発表した。第4四半期において基幹事業のOEM部門で一般食品寄り製品の受注が増え、前年同期比43.7%増となったことなどを要因とし、売上高は同5%増の144億1500万円を計上した。また不採算店舗閉鎖効果などで経費節減が図られ営業利益は同68.5%増の9億5100万円と増収増益となった。
健康食品受託の三生医薬㈱(静岡県富士市)は、シームレスカプセルとゼリーや顆粒を組み合わせ、見た目や食感の変化などが楽しめる健康食品の新形態「剤形MIX」の提案を開始した。同社が持つシームレスカプセルの技術などを応用したもので、まだ開発段階としているが、興味がある企業と共同開発を視野に開発を進める予定だ。
㈱テレワン(東京都豊島区)は、ジヒドロケルセチンを機能成分とするシベリア産カラマツエキス「シブラリックス」の原料・OEMの本格提案を開始する。松素材を用いた健康食品はすでに市場に流通するが、「当社の素材は、シベリアのタイガに自生するカラマツを原料としている点、樹皮は使用せず木部及び形成層を使用している点、ジヒドロケルセチンを規格化している点で従来の松素材とは異なる」とし、先行する松樹皮エキスとの差異化を図り採用につなげる。
NB事業を展開するニュースキンジャパン㈱(東京都新宿区)の親会社・ニュースキン エンタープライズ社(米国ユタ州)は、〝CELEBRATE STARS〟をテーマにとした「グローバルコンベンション2015」を6~10日の5日間、米国ユタ州ソルトレイクシティで開催した。同社のビジネスを展開する世界53の市場から、約1万3000人(日本からは約2500人)のディストリビューターが参集した。
ニュースキンジャパン㈱は、10月1日付で小林和則ディストリビューターサクセス統括本部長の代表取締役社長就任を発表した。前社長で北アジア地区担当プレジデントのライアン・ナピアスキー氏はニュースキンエンタープライズ社のグローバルセールス&オペレーションズプレジデントに就任した。
㈱ファンケル(横浜市中区)が9月24日に発表した2015年8月度の月次売上高調査発表によると、化粧品、栄養補助食品の売れ行きが引き続き好調な動きを見せ、5カ月連続の対前年売上増となった。
今期(第44期、16年8月期)に売上高300億円の大台越えを計画する健康食品受託製造最大手のアピ㈱(岐阜県岐阜市)。今期の成長戦略について同社はこのほど弊紙の取材に応じ、「好調な医薬品に加え、機能性表示食品制度の導入により活性化するサプリメント市場で需要を取り込む」と答えた。