長瀬産業㈱(東京都中央区)は、連結子会社の㈱林原(岡山市北区)の主要製品トレハロース「トレハ」について、欧米における食品分野での総代理店として穀物大手の米国カーギル社と販売代理店契約を締結したと発表した。同社が4日発表した。
Ⅱ型由来コラーゲンやコンドロイチン硫酸を含有する鶏軟骨エキス末がハラル認証を取得した。ビーエイチエヌ㈱(東京都千代田区)が7月18日付で取得したもので、今後、東南アジア圏での需要拡大を見込む。
㈱TAFF(静岡県清水市)は「純正まぐろ脱臭油」の開発に成功した。「酸化」と「魚臭」という弱点を克服したうえに、従来存在しないといわれていた「ビタミンK」も存在することが明らかになった。その結果、魚嫌いな人でも、スプーン1杯でDHA・EPAだけでなくビタミンA・D・E・Kを美味しく食べて摂取することが可能となった。その用途はサプリメントに限らず介護食や医療食にも及ぼうとしている。開発者で同社社長の伊藤芳則氏にその全貌を明らかにしてもらった。
ノニ商材を中心にネットワークビジネス展開するモリンダジャパン合同会社(東京都新宿区)は7月29日、「ジャパン リジョナルサミット」を都内で開催した。同社IPC(ディストリビューター)を中心に約3000名が参集した同イベントでは、AGE(終末糖化産物)を克服できる新商材の発表とともに、今後市場拡大が予想されるAGE産業におけるビジネスチャンスにつながる各施策を提示した。
太陽化学㈱(三重県四日市市)とオランダ・DSM社は、DSMが持つ緑茶抽出物製品「テアビゴ」事業を太陽化学に2014年末を目途に権利移譲することを前提としたライセンス契約を締結した。太陽化学が15日発表した。
健康食品受託製造の日本ランチェスター工業㈱(兵庫県三田市)は、来春をめどに、三田市西相野に構える本社工場を移転、新設することを決めた。これにより、生産能力を現在の3~4倍の規模に引き上げ、増加傾向が続く国内外からの受注に対応する狙いだ。
硝子・プラスチック容器の製造販売をメイン事業に、スティック包装など充填包装事業も展開する旭合同㈱(京都市南区)は、一般食品分野におけるフリーズドライ加工の新事業を本格化させる。すでに1月に山芋パウダーなどFD加工事業で30年以上の実績を持つブランケネーゼ㈱(大阪府池田市)を子会社化しており、旭合同としての今後の多角化事業の方向性が整備されたことから一般食品の受託加工分野への展開を始める。今後はサプリメント原料をFD加工できる製造体制も整える考え。
各種健康茶の受託製造を手掛ける㈱ファイナール(鳥取県鳥取市)は、食品安全マネジメントシステム規格FSSC22000認証を取得したと発表した。認証取得日は6月30日。同社の本社工場(認証登録番号12161402003)、東郷工場(同12161402004)の2カ所で取得した。認証登録範囲は、本社工場が「健康茶の加工、及び食物粉末、乳酸菌、食品添加物を主原料とした健康食品の製造」、東郷工場が「健康茶の加工(発酵)」。
韓国生活用品最大手LG生活健康のグループ会社、銀座ステファニー化粧品とR&Yが7月1日、合併した。銀座ステファニーが吸収合併した格好。常駐しないチャ・ソクヨン社長(LG生活健康CEO兼LGグループ副社長)に代わり、元R&Y社長の竹尾昌大氏と銀座ステファニー役員の安藤恵子氏の二人が、取締役副社長として経営を主導する。合併に伴い年商は150億円規模に拡大。さらなる成長のかじ取り役を担う竹尾副社長に新体制下での重点事業戦略を聞いた。