話題

スーパーフード 20代女性で利用広がる 電通調査(2016.6.23)

 20日に㈱電通が発表した消費者意識調査で、アサイーやココナッツオイルなどのスーパーフードの利用が20~30代の女性層で広がっていることが分かった。食事の時に野菜を先に食べるベジタブルファーストの実践も女性で3人に1人の割合との結果で、食事の仕方への健康知識が浸透していると分析している。

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機能性表示食「好調」アピール 計画比約2倍も(2016.6.9)

 機能性表示食品の売上が好調に推移していることをアピールする食品事業者が目立ちつつある。機能性表示食品の発売本格化に伴う健康食品市場規模の拡大を予測する市場調査会社も出てきた。

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ドーピング禁止物質 本検査で含有が確定(2016.6.9)

 自転車競技の日本代表選手も摂取していた「古式梅肉エキス」から、世界反ドーピング機構の指定禁止物質である通称「ボルジオン」が検出された問題で、製造販売元の㈱梅丹本舗(大阪府摂津市)は6日、本検査の結果を公表し、推定で1㌘当たり10~20ナノ㌘の含有が確認されたとした。4月にスクリーニング検査の結果を公表していた。同物質をドーピング目的で使用する場合は、1日当たり1000~200㍉㌘を投与するとされる。

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機能性表示食品の広告自主基準、悩みに応えるか(2016.5.26)

 健康食品産業協議会らが自主的に作成した「『機能性表示食品』適正広告自主基準」。機能性表示食品の販売が始まっている中で、広告に関しては「ガイドライン」が存在しない。そのため、適正な広告表現のあり方をめぐっては、媒体社を含めた各社の個別判断に委ねられていたことが作成背景にある。

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健食危害相談増加傾向に 都消費生活総合センター(2016.4.21)

 健康食品に関する危害相談が増加傾向にあることが、東京都消費生活総合センターの調べで分かった。2014年度の危害相談件数は52件だったのに対し、15年度は上半期だけで55件に達した。「急増」とも言える形で件数が増えており、下半期の推移を注視する必要がありそうだ。

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機能性表示食 ユーザーID発行始まる(2016.4.21)

 機能性表示食品届出データベース(DB)を使った届出に必要となる「ユーザーID」の発行を、消費者庁が15日早朝から始めた。午前6時受信のEメールでIDを受け取ったとする事業者が複数あり、一斉送信されたようだ。4月1日以来、IDが発行されないために完全に止まっていたとみられる届出や届出情報の修正が、ようやく進むことになる。

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業界成長へ 制度施行2年目 健食の切り替え加速(2016.4.7)

 昨年4月に施行された機能性表示食品制度が2年目を迎えた。昨年度末までの届出受理総数(情報公開ベース)は300品目に届かず。だが、受理ペースがさらに早まれば、今年度末までに1000品目の大台が見えてくる可能性がある。改善すべき課題は多いものの、健康食品業界全体で届出に向けた意欲も高まりをみせている。制度施行1年を振り返りつつ2年目を展望する。

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対象拡充で品質高まる 消費者庁検討会で業界主張(2016.3.24)

 消費者庁「機能性関与成分検討会」第3回会合が15日にあり、検討会に委員として参加する事業者団体4団体に対するヒアリングが行われた。検討会前半戦の「天王山」とも目されたこの日の会合で4団体は、機能性関与成分の対象拡充を推進する方向で意見が統一。機能性関与成分が明確でないものに関しては、より厳格な製造・品質管理体制の導入を対象化の要件に掲げた。また、健康食品産業協議会と日本通信販売協会では対象拡充の意義に対する見解も一致。いわゆる健康食品を減らし、機能性表示食品を増やすためだとする。

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摂取目安守る人が大半 通販協が消費者調査(2016.3.24)

 日本通信販売協会は、今年3月に実施した機能性表示食品制度やサプリメントに対する消費者意識調査の結果をヒアリングの中で初めて公表した。2014年の消費者庁「食品の機能性表示に関する消費者意向調査」を受託した民間市場調査会社インテージグループが調査したもので、有効回答数は5611名。今回の検討会では、同様の消費者意識調査結果を消費者団体代表委員が第2回会合で資料提出しているが、それに比べて最新、かつ調査対象は4000名以上も多い規模の調査となっている。

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~考察~ 関与成分と食薬区分 (1)(2016.3.10)

 S-アデノシルメチオニン(SAMe)を機能性関与成分名とする機能性表示食品の届出が先ごろ受理された。その名は食薬区分の専ら医薬品として利用される成分本質(専ら医薬)リストの化学物質等の項目に挙げられており、この受理をどう捉えるべきなのか業界では頭を悩ませる。タウリンやグルタチオンなど名の知れた専ら医薬成分を機能性関与成分名として使える可能性が出てきたと喜ぶ見方も出てきたが、本当にそうか。

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