経済産業省が発表した8月の商業動態統計(速報)によると、ドラッグストア(1万3367店舗)の商品販売額は4525.79億円で、前年同月確報比7.8%(327.33億円)増加した。前年同月比較の増加は5カ月連続となる。
DHCが体脂肪減少サポート機能を訴求する機能性表示食品の届出を行い、届出日8月18日で受理されたことが、消費者庁が9月29日に行った届出状況更新で分かった。ファンケルやアサヒフード&ヘルスケアなど健康食品販売大手が届出を先行していた中で、最大手企業の一角が機能性表示食品市場にいよいよ参入する。
第37回日本臨床栄養学会総会及び第36回日本臨床栄養協会総会(第13回大連合大会)が、10月3日、4日の2日間、東京・千代田区の都市センターホテルで開催される。
消費者団体「食の安全・監視市民委員会」(神山美智子代表)は26日、健康食品販売企業に対して今年4月末と5月末の2回に分けて実施していた機能性表示食品の届出に関する公開アンケート(公開質問状)について、企業からの回答結果を同会ホームページ上で公開した。
㈱ファンケルが24日に発表した2015年8月度の月次売上高調査発表によると、化粧品、栄養補助食品の売れ行きが引き続き好調な動きを見せ、5カ月連続の対前年売上増となった。
蝶理㈱は、健康食品原料の開発や最終商品販売を手掛ける台湾のTCI社と包括的事業提携を交わし、10月から、同社が開発したヒアルロン酸産生乳酸菌などの輸入販売を始める。蝶理が25日に発表した。
疲労感の軽減や改善を訴求する機能性表示食品の届出受理が目立ってきた。届出状況の直近更新日18日までに計6品目が届出番号を取得。「眼の疲労感」に直接的に言及する届出表示も受理されており、機能性表示食品で可能な効果表示の幅広さが改めて浮き彫りになっている。
総務省統計局は、敬老の日を前に65歳以上の高齢者の統計情報をまとめた「統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)―『敬老の日』にちなんで―」を公表した。これによると、健康食品など健康保持用摂取品の世帯当たり年間支出額(2014年)は、70歳以上が2万2500円、60歳代が1万6900円、50歳代が1万3100円だった。どの年代も前年度に比べわずかに減少したが、年代が上がるにつれて支出額が増加する傾向は前年と変わらない。
栄養機能食品のえごま油3品目を太田油脂㈱が来月から新発売する。えごま油にはαリノレン酸が多く含まれる特徴を生かし、今年4月から栄養機能食品の対象成分に追加されたn‐3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)の機能性を表示する。これにより美肌機能を訴求したい考えだ。既存商品を栄養機能食品として刷新し、来月20日から順次発売する。