富士フイルムは12日、独自成分「ナノレスベラトロールEX」を新たに開発し、今後発売するエイジングケア領域の機能性化粧品に配合する予定だと発表した。この成分は、レスベラトロールの誘導体(プテロスチルベン)と、その浸透を促進するオイル成分のイソノナン酸イソトリデシルをナノ乳化し、浸透性を向上させたものだという。
消費者間で商品取引できるフリーマーケットサイトやオークションサイトについて、東京都が医薬品医療機器等法(薬機法)に抵触する出品の監視強化に乗り出した。クラシファイドサイトも対象。取引の活発化に伴い、医薬品の無許可販売をはじめ、化粧品や健康食品など食品について医薬品のような効能効果を標ぼうする表示が増えていることに対応する。サイト運営会社に自主審査の強化も求めている。
キリンホールディングスは9日、米国のダイエタリーサプリメント開発・製造・販売会社「ソーンリサーチ」(本社ニューヨーク州、サウスカロライナ州)に出資すると発表した。昨年11月に出資していた三井物産と共同で第三者割当増資を引き受け、約40%ずつ、2社合わせて約80%の株式を取得する。手続き完了は今年10月ごろの見通し。
レジスタントスターチが豊富な大麦食品「バーリーマックス」を手掛ける帝人は、新たな機能性食品事業を開始する。第2弾商材は水溶性食物繊維の「イヌリン」。まずはイヌリンの用途開発や臨床試験を含めた機能性に関するエビデンスを集積し、来年度から本格的な販売を開始する。
三菱商事ライフサイエンスは、子会社のMCフードスペシャリティーズ、三菱商事フードテック、興人ライフサイエンスの3社を2019年4月1日に統合することを決めた。2日に発表した。
英LGC社の日本総代理店バイオヘルスリサーチリミテッドは5日、アサヒグループ食品とハマリ産業の計3製品がLGC社のアンチ・ドーピング認証「インフォームド・チョイス」(IC)を取得したと発表した。
語学スクール運営のECCは3日、九州工業大学と共同で、「エラスチンを利用したバイオマテリアル及び健康補助食品の開発」をテーマにした共同研究講座を設置したことを明らかにした。今年4月1日に設置していた。設置期間は2021年3月末までの3年間。
健康食品通信販売の日本サプリメント(大阪市北区)の親会社が変わり、新体制に移行していたことが、26日までに分かった。キューサイの傘下を離れ、医薬品・医薬部外品の通販などを展開するトゥ・プリティーホールディング(東京都中央区)に譲渡されていた。
サプリメントやヘアケア製品などを手掛けるネイチャーラボが、大豆ホスファチジルセリン(PS)を機能性関与成分にした機能性表示食品の販売を始める。記憶力の維持をサポートする機能性を訴求するもので、形態はサプリメント。まずは来月1日からドラッグストアやバラエティストアの一部で先行販売を始める。26日に発表した。