東洋新薬は27日、東京大学との間で進めている産学連携研究の成果などを伝えるセミナーを、同大弥生キャンパス内で開いた。東大の学部生や院生を対象にした健康食品のODEM(ODM、OEM)に関する体験型ワークショップも開催した。
健康食品産業協議会など6団体が後援する「ビタミンフォーラム2018」(ビタミンフォーラム2018実行委員会主催)が25日、都内で開催され、ビタミン摂取に係る制度のあり方などを議論した。
フォーデイズは22日、2018年3月期決算を正式に発表した。税抜売上高は前年比4億7200万円減(1.1%減)の424億7700万円となり、創業以来初の減収。特定商取引法違反による一部業務停止命令の影響を受け、主力の核酸ドリンクの売上高が同8.7%減の264億5300万円と落ち込んだ。
22日の機能性表示食品の届出情報更新で、新規の機能性関与成分が久々に受理された。アロエ由来のロフェノールおよびシクロアルタノール。森永乳業が最終製品の臨床試験で届け出たもので、肌の潤いを保つ機能性を訴求する。
一般用医薬品業界で前代未聞の事態が起きている。日本OTC医薬品協会や日本漢方生薬製剤協会など業界5団体で構成される「日本一般用医薬品連合会」(一般薬連)が5月末以降、会長人事を巡るとされるいざこざで2つに分裂。双方とも「一般薬連」を名乗っているため、20日現在、会長が2人存在し、事務所やホームページも2つある異常事態になっている。
伊藤園は21日、島津製作所とMCBI(筑波大ベンチャー)と共同で、抹茶の認知機能低下抑制効果に関する臨床試験を実施することで合意したと発表した。
ローヤルゼリー(RJ)を機能性表示食品のステージに引き上げる取り組みをアピが進めている。届出を行うための臨床試験は終了。近く、査読付き誌に論文が掲載される見通しで、今後、届出体制を順次整え、同社として届出を行う計画だ。最終的には顧客企業各社への届出サポートにつなげたい考え。
ファンケルは、17品目となる機能性表示食品「歩くサプリ」の販売を7月から始める。ロイシン40%配合必須アミノ酸を関与成分に、「軽い運動との併用で、加齢によって衰える筋肉をつくる力をサポートし、歩く機能の改善に役立つ」などと表示する。