アルツハイマー予防に有望と報告 アサイー、フコキサンチン含有成分
アサイーとフコキサンチンの組合わせが、アルツハイマー病予防に有効である可能性が報告された。22日に都内で開催されたセミナーで、千葉大学大学院医学研究院の清水孝彦准教授が、最新のin vitro試験で、アサイーとフコキサンチンに含有する成分が、アルツハイマー病の原因とされるアミロイドβの蓄積などを相乗的に抑制したと発表した。
八幡物産㈱が販売している機能性表示食品「北の国から届いたブルーベリー」の届出情報に複数の不備があるとして、同社に届出撤回を申し入れていた学術団体「日本アントシアニン研究会」は、同社が届出取り下げを顧客に通知したのを受け、矢澤一良会長が17日付でコメントを出した。全文は以下の通り。
化粧品OEM最大手「日本コルマー」の神崎友次代表取締役会長がこのほど本紙の取材に応じ、2017年3月期の売上高が単体で320億円になるとの見通しを明かした。中国子会社との連結売上高については340~350億円を見込んでいるといい、これが実現すれば、長中期目標として掲げている売上高500億円が「射程圏内に入る」としている。
健康食品受託製造のアダプトゲン製薬㈱は、味噌由来の乳酸菌原料「蔵華乳酸菌LTK‐1」を開発、原料販売とともにOEM供給を進める。老舗味噌・醤油メーカーのイチビキ㈱との共同開発品。マウスを使った試験で体重減少効果を確認しており、今後、同素材を新たなダイエット素材として提案していく。
㈱林原は17日、第20回トレハロースシンポジウムを東京・千代田区の御茶ノ水ソラシティで開催した。大学や研究機関、食品メーカーなどから約300名が出席するなか、トレハロースの健康効果や物性についての最新知見が発表された。
フジッコ㈱は11日、上半期決算と通期業績予想を発表し、健康食品などの好調を背景に、2017年3月期は売上高で前年同期比約26億円増の613億円(連結)になるとした。
消費者団体の「主婦連合会」(有田芳子会長)が特定保健用食品(トクホ)制度を抜本的に見直すよう、消費者庁や消費者委員会に要求している。日本サプリメントが販売していたトクホの関与成分問題と、それに端を発して同庁が先ごろ実施したトクホ関与成分量調査を受けたもの。許可更新制の復活など5項目の実行を求めている。
美肌・美白・アンチエイジングを目的にアセロラやゴジベリー(クコの実)などのレッドフルーツが、来年のスーパーフードで流行る商材との予測を日本スーパーフード協会がまとめ、17日に発表した。そのほかに、特有成分フィコシアニンを含むスピルリナや大麦など10品をランキング形式で発表している。