神奈川県は22日、2016年度上半期の消費生活相談結果を発表し、このうち健康食品に係る苦情相談件数が急増していることが分かった。
機能性表示食品の届出情報を独自の基準で評価している市民団体「消費者市民社会をつくる会」(ASCON、阿南久代表理事)は、届出番号「A81」から「A170」までの評価結果を17日付でホームページに公表した。結果公表の第2弾。
日本経済団体連合会が加工食品の原料原産地表示拡大の見直しを政府に要望した。経団連が内閣府「規制改革ホットライン」に提出した149項目にわたる要望の一つ。農業・観光分野に関する要望として取り上げたもので、原料原産地表示の対象拡大に当たっては、「強調表示や包材ではなく自社HPへの掲載等、企業の自主的な表示拡大の取り組みを促すこととすべき」と要望している。13日に発表した。
16日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、「バナバ由来コロソリン酸」を機能性関与成分にしたサプリメントの届出が公表された。新規の機能性関与成分。血糖値が高めの人の血糖値を下げる働きを表示する。
公表までに1年以上も掛かるケースも出ている機能性表示食品の届出を巡り、政府の規制改革推進会議が状況改善に乗り出した。14日に開催した医療・介護・保育ワーキンググループの会合で、出席した消費者庁担当課に対し、対応策を講じるよう強く要求したようだ。
国民生活センターは15日、アルミパウチなど容器入り水素水や生成器で作る水素水19銘柄についてテストを実施、水素水には公的な定義はなく、各商品の水素溶存濃度も様々などとして消費者に注意を呼びかけた。同センターでは、今年3月にも水素水に飲用による効果無しのテスト結果を公表していた。
ビルベリー由来アントシアニンを機能性関与成分にした機能性表示食品の届出がまた追加された。12日の届出情報更新で、およそ8カ月振りに新規公表されていたが、14日の更新でも新たに1品目が追加。届け出たのは健康食品通販大手の㈱えがおで、「ピント調節機能を助け、目の疲労感を軽減することが報告されています」と表示する。
英国LGC社と㈲バイオヘルスリサーチリミテッド(以下BR社)、㈱ドームは15日、都内でLGC社のアンチドーピング認証「インフォームドチョイス」に関する記者会見を開き、LGC社はBR社を日本総代理店とするスポーツサプリメント認証事業を開始すると発表した。
12日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、ビルベリー由来アントシアニンを機能性関与成分にした届出が、およそ8カ月振りに追加された。届け出たのは㈱ファインで、届出表示は「ビルベリー由来アントシアニンはピント調節機能をサポートし、目の疲労感、目の乾きを緩和する作用が報告されています」。