帝人㈱が取扱うレジスタントスターチなどの栄養成分豊富な大麦「バーリーマックス」を用いた最終製品が、来年1月から市場に登場する。1月4日に日清シスコ㈱がグラノーラで先行し、2月と3月に㈱はくばくがミックス雑穀ごはんと同大麦単一雑穀品を上市する。
誤認防止へ6つの法令を解説 東京都 健康食品取扱事業者講習会(2016.12.12)
東京都は8日、都内の健康食品事業者を対象にした「平成28年度健康食品取扱事業者講習会」を、東京・練馬の練馬文化センターで開催、事業者など741名が参加した。6月に一部を改正した法律案が公布された特定商取引法をはじめ、食品表示法など健康食品が係る6つの法令解説が行われたほか、機能性表示食品の適正広告自主基準が説明された。
経済産業省は2017年2月2日と13日に名古屋市と東京都で農産物・食品の輸出促進シンポジウムを開催する。同省が力を入れている農商工連携政策の一環として行うもので、農産物と食品に直接関連するシンポジウムを開催するのは珍しい。
消費者庁は、特定保健用食品制度について、表示許可後に有効性や安全性に関する「新たな科学的知見」を得た際は同庁への報告を義務付けることを柱とする、内閣府令改正案を5日までに取りまとめ、同日から意見募集を開始した。来年1月4日まで募集し、2月上旬に施行する。
難消化性デキストリンを機能性関与成分にした機能性表示食品を届け出ても、届出情報公開までに300日以上も掛かる場合がある──。5日と6日に京都で開催された日本抗加齢協会の第1回学術フォーラムで、こんな届出事例が紹介された。
世界50カ国以上で熟成ニンニク抽出液を配合したサプリメントブランド「キョーリック」を販売展開する湧永製薬㈱は、来年1月から同ブランドの日本での販売を開始する。まずはサプリメントとして販売し、年明けからエビデンスの収集を進め、再来年を目途にトクホや機能性表示食品での展開を狙う。
㈱常磐植物科学研究所が供給しているビルベリー抽出物を使った臨床試験結果をまとめた論文が、国内査読付き雑誌『薬理と治療』の12月発刊号に掲載されることになった。同社がこのほど関係者に伝えた。論文では、同社製ビルベリー抽出物を摂取すると目の乾きが改善したり、目のピント調整機能および目の疲れの自覚症状が改善したりといった機能性の確認を報告しているという。
農林水産省は農産物の国際競争力強化を図るため、来年の通常国会にJAS法(農林物資規格化法)改正案を提出する方針を固めた。従来の品質確保に加えて、新たに特徴をアピールできるよう、法律の目的に追加する。機能性表示食品制度の届出を支援するため、分析方法の規格化なども盛り込む考えだ。
地域高齢者等の健康支援を推進する配食事業の栄養管理の在り方を検討している厚生労働省の有識者懇談会は2日、内容を深化した話し合いを重ねたほか、事業者向けガイドライン骨子案について検討した。
アリメント工業㈱は、新粉体工場棟を本社工場(山梨県南巨摩郡)敷地内に建設する。錠剤や顆粒など、粉体のサプリメントや健康食品を一貫製造するための工場棟で、今年4月に着工、竣工は来年8月ごろの予定。同社がこのほど明らかにした。