イスラエルの天然カロテノイドメーカー「ライコレッド」(ロニー・パティシ‐チリム社長)が、日本法人を設立する。設立時期は確定していないが、「ライコレッドジャパン」として法人登記し、将来的には、日本支社をアジア市場全体の足掛かりとする。
グーグルが昨年12月に行った医療・健康分野向け検索アルゴリズムの変更が、健康食品やサプリメントのインターネット通販事業に影響を与えそうだ。関係者によると、科学的根拠や権威ある医師、専門家のコメントが掲載されていない、文字数が少ない、ページ読み込み速度が遅い―などのウェブサイトは検索の上位に表示されなくなるという。
今月10日、機能性表示食品で初めて生鮮魚の届出が受理された。受理されたのは、マルハニチロの冷凍食品「よかとと薩摩カンパチどん」(生食用カンパチ皮無ブロック)で、機能性関与成分はEPA・DHA。中性脂肪の低減を訴求する。
日本国産クリルオイルの販売に甲陽ケミカルが乗り出す。三陸沖で水揚げされるオキアミの一種、イサダ(ツノナシオキアミ)を原料とし、国内で抽出・精製したもの。南極オキアミを原料にした従来のクリルオイルと同様に、アスタキサンチンはじめリン脂質結合型オメガ3脂肪酸(DHA、EPA)を含む。と同時に、従来のクリルオイルと比べ、新規成分の「8‐HEPE(ヒドロキシエイコサペンタエン酸)が多く含まれる特徴がある。
ゼラチン・コラーゲンペプチド供給大手のニッピが、およそ33億円を投資し、日本国内に新たなコラーゲンペプチド製造工場を建設する。今月に着工し、来年3月に完了予定。昨年12月27日に開催した取締役会で決議した。
ファンケルは、外部との連携強化や中国などアジア圏を中心とした海外展開を成長ドライバーとするなどの、2020年までの3カ年の新たな中期経営計画を策定する。4日に行われた島田和幸社長の年頭訓示で今後の施策を明らかにした。
大豆由来ホスファチジルセリン(PS)を機能性関与成分にした機能性表示食品の届出サポートを、健康食品原料販売・OEMのビーエイチエヌ(BHN)が強化する。同社が研究レビューを用意するなどして届出サポートを行った大豆由来PSの届出が昨年末、初めて受理されたことに伴う対応。同社によると、受理を待っていた業界関係者が多い。
薬系卸の大木ホールディングスは、来年2月に開催する春夏カテゴリー提案商談会において提示する機能性表示食品などの新たな陳列棚について、大木としての独自色を絡ませたカテゴリー提案を打ち出す方針を明らかにした。12日の事前説明会でこう述べた。