㈱ファイン(大阪市東淀川区)は、すでに届出受理されている機能性表示食品のうち、アイケアや抗疲労などを訴求する7品を秋冬商戦に投入する。主要販路とするドラッグストアなどに対し、訴求内容を表記したPOPや吊り什器など専用のディスプレイを用意するなどし、初年度(9月からの半期分)3億円の売上を見込む。先月22日に大阪市内で開いたメディア向けの商品発表会で説明した。
各種健康飲料など受託製造の㈱トンボ飲料(富山県富山市)は、口栓付パウチゼリー飲料の増産に対応するための新工場を建設する。着工は今月28日で、来年2月に竣工、3月から本格稼働させる。総工費は24億円。
㈱資生堂は、「ザ・コラーゲン」に新ラインを追加し、9月21日から売り出す。新ラインは「ザ・コラーゲン リッチリッチ」(ドリンク/タブレット)、「同 リラクル」(ドリンク/タブレット/ゼリー)の2つ。発売に合わせて9月下旬からテレビCMやウェブ広告も展開する。
各種健康食品製造販売の㈱ファイン(大阪市東淀川区)は、スポーツサプリメント市場に本格参入する。クロスフィットトレーナーのAYAさん監修のもと開発した大豆プロテイン商材を先月27日から販売開始した。まずはドラッグストアのマツモトキヨシで先行販売し、順次全国のDgSなの展開も併せて進める。今回のスポーツサプリ第1弾商材の販売状況を検証したうえで、第2弾の具体的な企画も視野に入れる。
健康食品・化粧品ODM/OEM企業の東洋新薬(佐賀県鳥栖市)は6月29日、京都大学と、健康食品、化粧品の新規機能性素材の探索や新規製造技術の開発・実用化に向けて共同研究などを推進する連携協定を締結し、発表した。京都大学が保有する研究成果に東洋新薬のビジネスノウハウや商品企画力を融合させるなど、両者が組織的に連携・協力し、今後2年以内に新製品の実現を目指す。同大が健食・化粧品の事業領域で連携協定を締結するのは初めて。
日本アムウェイ合同会社(東京都渋谷区)は、エナジー製品の「XS(エクセス)」ブランドから、スポーツサプリメント3品を8日に新発売した。米国本社では昨年3月からスポーツ栄養カテゴリーを設け16品を投入しており、日本法人として同様の専用カテゴリーでサプリ展開するのは初めて。3品とも日本向けの原材料に切り替えた日本仕様の商品。
丸善製薬㈱(広島県尾道市)は8日に定時株主総会と取締役を開き、井元勝恵代表取締役社長が退任し、新代表取締役社長として創業家の日暮泰広取締役副社長(=写真)が昇格する新たな役員体制を正式に決定した。新体制で一層の業容拡大を目指す。2007年から社長を務めた井元前社長は相談役に就任した。
核酸健康食品・化粧品を販売するネットワークビジネス大手のフォーデイズ(東京都中央区)が業績をまた伸ばした。同社が16日発表した2017年3月期決算によると、売上高は前期比8.1%増の429億4900万円と17期連続で増収。経常利益は10.6%増の54億8100万円、純利益は21.3%増の34億2900万円とそれぞれ過去最高益を記録した。