米国の総合化学企業デュポン社の食品関連事業の拡大が急ピッチだ。同社は3月31日、米国の化学企業FMC社の健康・食品部門を買収したと発表した。デュポンは乳酸菌工場の大規模拡充に乗り出すなど、ここにきて健康・食品分野の事業拡大を加速している。
ドラッグストアの売上高で長年首位に君臨していたマツモトキヨシから、イオングループのウエルシアに入れ替わりそうだ。先日発表されたウエルシアの2017年2月期の売上高は6232億円を計上。マツキヨの決算は来月開示されるが、業績見通しは5550億円としており、ウエルシアの売上高首位が確実視されている。
ノニジュースを中心に、ネットワークビジネス展開を進めるモリンダジャパン合同会社(東京都新宿区)は、3月16、17日の両日、千葉・舞浜アンフィシアターにおいて「ジャパンビジネスサミット」を開催した。2日間で延べ3000名のIPC(ビジネス会員)が参集し、今年主軸とする化粧品ブランド・テマナの事業戦略や第2弾製品の概要、新たに提案するビジネスプランの概要を紹介した。
インターネットオークションサイト「ヤフオク」に、抗ガン効果など医薬品的な効能効果をアピールする商品が多数出品されていることが、慶應義塾大学薬学部の大谷壽一教授(臨床薬学)らの調べで分かった。大半が経口摂取する商品。「インターネットオークションにおける無承認無許可医薬品の取引実態」と題し、日本薬学会第137年会で発表した。
アピがハチミツ、ローヤルゼリー、プロポリスに次ぐ蜂産品の第4の〝柱〟にビーポーレンを成長させる。同社は健康食品OEMを基幹事業としつつ蜂産品に関しては原料供給も展開。栄養素など100種以上の成分を含む「スーパーフードの中のスーパーフード」として売り込む。
認知機能改善作用のある可能性がヒト試験で示唆されているリン脂質の一種、プラズマローゲンについて、健康食品受託製造大手の三生医薬(静岡県富士市)がホヤ由来原料を開発した。2年前から社内に原料開発専門部門を新設し独自原料の開発を進めており、その一貫として取り組んでいたもの。原料供給はせず、同原料を配合したソフトカプセル製剤を中心に受託製造を行う。
サケ鼻軟骨由来プロテオグリカンを製造販売する一丸ファルコス(岐阜県本巣市)が機能性表示食品の開発提案と届出支援を強化する。9日にあった届出情報更新で、同成分を機能性関与成分にした届出が3件同時公表されたのに伴う動き。複数の販社大手が採用していることもあり、ここ数年の販売量は右肩上がりに増えているが、これにより一層の供給増を図る。
ディー・エヌ・エー(DeNA)のキュレーションメディア事業問題について、第三者委員会が13日、調査報告書を公表した。報告書は同社が運営していた医療系サイト『WELQ(ウェルク)』に掲載された記事について違法性を指摘。薬機法や健康増進法などに抵触する可能性があるとしている。
ポイントピュール㈱(沖縄県久米島町)と台湾の化粧品ODM・OEMの太和生技グループは14日、合弁で沖縄県うるま市の中城湾新港地区工業団地に化粧品工場を新設することを発表した。
㈱創健社(横浜市神奈川区、代表取締役・中村靖氏)は1日、「ジロロモーニ2017 ユーザーミーティング」を東大駒場内のレストランに約50名を集め開催した。