素材

オリーブ原料で新知見 血管内皮機能改善効果など(2014.6.26)

 サントリー健康科学研究所(大阪府三島郡)は、ヒト試験においてオリーブ果汁抽出物「オリーブOPX」とブドウ種子抽出物の組み合わせ摂取による血管内皮機能改善効果のあることを明らかにした。先頃行われた第82回欧州動脈硬化学会で発表した。

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血糖上昇抑制作用が増強 発酵オタネニンジン(2014.6.26)

 長瀬産業㈱(東京都中央区)は、発酵オタネニンジンに、発酵前に比べてより強い血糖上昇抑制作用があることを確認した。同素材は、オタネニンジンに含有する人参サポニンを乳酸菌A221株で発酵させ、活性成分の「M1」に変換したもの。発酵前のオタネニンジンに比べて強い機能性を示し、同社ヒト試験では、ストレス下の睡眠障害を有意に改善することが確認されている。

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クリル 中国企業も参入へ 欧米市場狙い 日本も視野(2014.6.12)

 クリルオイル原料市場に中国企業が参入することが分かった。中国・遼寧省の大連海洋漁業集団公司は5月22日、都内で開催され、約260名が参集した。第1回「クリルオイル研究会」の中で、年間100㌧のクリルオイルを供給できる体制を整えつつあると説明した。今後、欧米やアジア・オセアニア市場に販売していく計画。日本市場での販売も視野に入れている。

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カネカが原料販売 フコキサンチンで動き (2014.6.12)

 海藻に含まれるカロテノイドの一種で脂肪燃焼を助ける働きなどが報告されているフコキサンチンを巡る研究開発の動きが再び活発になってきた。最終製品化に当たり課題視する声もあった安定性を高める技術が新たに開発されたり、内臓脂肪型肥満に対する有効性を検証するヒト臨床試験が実施されたりしている。
 海藻アカモクを原材料にしたフコキサンチン含有抽出物を開発していたカネカは3日、室温で2年間の安定性を期待できるアカモク由来フコキサンチンの安定化粉末の生産技術確立に成功したと発表した。速やかに体内に吸収されることも確認したという。

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殺菌ビフィズスが便秘改善 コンビ(2014.6.12)

 コンビ㈱ファンクショナルフーズ事業部(さいたま市桜区)は、殺菌ビフィズス菌「BR‐108」に便秘改善効果があることを確認した。

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ダイエット向け新素材「N&G」 独シムライズ社(2014.6.12)

 ドイツの世界的香料メーカーのシムライズ社は、新たにヘルスケア事業に乗り出し、このほど高タンパク・低GIのダイエットサポート素材「N&G」の供給を開始、日本への供給は同社日本法人が行うことを5月28日発表した。既に、同素材はアサヒフードアンドヘルスケア㈱のダイエットサポート食品「スリムアップスリム」にも採用されており、その配合商品「同N&G箱シェイク」(13袋、7020円・税込)は6月6日に発売された。

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サーチュイン活性 ヒトでも ブドウ由来レスベ(2014.6.12)

 レスベラトロール含有ブドウ抽出物の継続摂取により、「長寿遺伝子」とも呼ばれるサーチュイン遺伝子(SIRT1)が活性化することを示すヒト試験結果を、ブドウ由来レスベラトロール原料サプライヤーのサンブライト㈱がこのほど発表した。

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水溶性ヘム鉄高含有品を上市 ILS(2014.6.12)

 ILS㈱は、水溶性ヘム鉄の鉄含有量を高めた新素材「ヘムロン2HiWS」のサンプル供給を開始した。

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コラーゲン販売量5千㌧割る 13年度GMJ合計(2014.5.22)

 日本ゼラチン・コラーゲンペプチド工業組合(GMJ)会員6社による2013年度コラーゲンペプチド販売量合計は、前年度比3.7%減少の4968㌧となり、5年ぶりに5000㌧を割った。このうち食用販売量は4588㌧と、前年度と比べて238㌧減った。原料としての輸出販売量は伸長し、108㌧増の266㌧になった。

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NAG、提案強化の動き 独自市場創出の狙いも(2014.5.22)

 N‐アセチルグルコサミン(以下NAG)の配合提案がふたたび強化されている。保湿作用の美容食品素材として普及が進んだが、近年では関節対応素材としての需要が増加。グルコサミン塩酸塩より少なくても済む配合量が受け、その代替原料的なニーズが強い傾向だ。ただ、ここにきてグルコサミンとNAGは分けて考えるべきだとする強い主張も出てきた。NAGの独自市場創出に向けて原料メーカーがアクセルを踏んでいる。

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