ロコモ元年とも言われる今年、それに対応する商材の動きがにわかに活気付いてきた。政府が推進する健康日本21の第2次計画で掲げるロコモティブシンドローム認知向上の後押しもあり、各企業のプロモーション活動も活発化、メタボに次ぐ大型市場形成への期待が高まっている。グルコサミンやコンドロイチンといった認知の高い素材を筆頭に、抗疲労の機能を持つイミダゾールジペプチドなど今後市場性が見込める素材の採用も進みつつある。
世界のハラル食品市場規模は推計5800億㌦──こんな調査結果を昨年10月に設立されたばかりの一般社団法人ハラル・ジャパン協会(佐久間朋宏理事長)がこのほど公開した。ハラルの普及啓発を進める一環として独自に調べたもの。調査結果は「ハラル市場年鑑2013」として6月10日にも発刊する。
都内の会社が販売していた健康食品の効果効能を標ぼうする書籍を発行し、書店を介して販売・陳列したのは未承認医薬品の広告行為に当たるなどとして、薬事法違反の罪で起訴された出版社「現代書林」の元社長および編集社員と、法人としての同社に対し横浜地方裁判所は10日、無罪を言い渡した。検察は元社長に50万円、編集社員に30万円、現代書林に50万円をそれぞれ求刑していた。