日本豆乳協会は、2016年(1~12月)の豆乳総生産量が、前年から2万㌔㍑増えて32万㌔㍑になる見通しを明らかにした。増加した要因には、豆乳鍋などの料理やスムージー、シリアルなどに利用され、需要が増えたことを挙げている。
漢方理論に独自の方材ピラミッド理論を組合わせて独創性の強い健食原料を提案する㈱龍榮総研は、65歳以上では3割近くに上るとされる耳鳴りや難聴を改善する組合せ健食素材の提案を強化する。提案するのは、黒ヒマワリ種の外皮と春黄金花(サンシュユ)の実の混合抽出物で、難聴、耳鳴りの改善に関する臨床試験で良好な結果を得ており、これらエビデンスをベースに本格提案を開始する。
消費者庁は19日、機能性表示食品の届出情報を更新し、「宮古BP(ビーピー)」(㈱うるばな宮古)など、サプリメント形状の加工食品3件、「アマニオイル」(日本製粉㈱)などその他加工食品4件の計7件の情報を新たに公開した。これで今年度に同庁が届出を受理し情報公開したのは全部で43件に達した。
サントリーウエルネス㈱が届け出た機能性表示食品のサプリメント「サントリー グルコサミン&コンドロイチン」を消費者庁が受理し、届出情報を15日公開した。同社からの機能性表示の届出は「サントリー セサミンEX」に続く2品目。今回届け出た機能性関与成分は、グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、ケルセチン配糖体の3成分だが、研究レビューを行っている。
今年もブルガリア産ダマスクローズとウォーターの国内販売価格が上昇しそうだ。理由は昨年に引続き天候不順による不作。また、収穫時の人件費高騰もあったようだ。複数の輸入商社への取材で分かった。
シェフコ㈱が来夏にも新工場を竣工させる。栃木県鹿沼市の宇都宮中核工業団地内に、このほど約8000坪の工場用地を取得した。最新鋭工場を関東圏にも誕生させる。これにより、天災などに対するリスクヘッジを検討する最終製品販売会社の受け皿になりたい考え。
北海道のブランド力や一次資源の農作物を活用した食関連ビジネスを推進する北海道庁は13日、北海道でのビジネスをの魅力や道の支援体制などを紹介する「北海道フードビジネスセミナー」を、東京・中央区のロイヤルパークホテルで開催した。
経済産業省が発表した5月の商業動態統計月報(確報)によると、ドラッグストア(1万3750店舗)の商品販売額は4793.82億円で、前年同月比3.8%(174.72億円)増と、14カ月連続で対前年同月実績を上回った。
レスベラトロールに炎症による痛みを緩和する作用のあることを動物試験で確認したと㈱ファンケルが14日、発表した。麻布獣医学園麻布大学との共同研究で明らかにしたもので、研究成果をまとめた論文が、海外学術誌「Molecula Pain」などにこのほど掲載された。今月開催される第39回日本神経科学大会でも発表する予定。