機能性表示食品の届出情報更新が6月30日と7月1日の2日連続であり、計4品目が追加され、受理品目数は計329品目となった。このうち、今年度に入ってからの受理品目数は計19品目。
総務省統計局が1日に公表した2016年5月の家計調査速報(二人以上世帯)によると、1世帯当たりの健康保持用摂取品(サプリメント)の支出額は1287円、前年同月比は名目15.8%のプラスとなった。2ケタ増は3カ月連続。世帯別の支出額を見ると、無職世帯は同22.0%増の1641円と前の月に引き続き20%台の伸び率を維持。一方、勤労者世帯は同2.2%減の923円と2カ月連続のマイナスとなったが、支出額は2カ月ぶりに900円台に回復した。
機能性表示食品制度の関与成分拡大を検討している消費者庁の「機能性表示食品制度における機能性関与成分の取扱い等に関する検討会」(寺本民生座長・帝京大学臨床研究センター長)は30日、食事摂取基準などに基準が設定されているビタミンやミネラルなどの栄養成分の取扱いについて議論した。
分野横断的に健康関連企業や有識者などが集い、ヘルスケア産業育成を目指す目的で昨年11月に設立された「一般財団法人日本ヘルスケア協会」は30日、活動方針発表会を都内で開催し、ヘルスケア関連企業関係者などおよそ600名が参加した。
㈱林原は、独自の水溶性食物繊維「イソマルトデキストリン」が、米国FDAよりGRAS認証を受けたことを27日発表した。認証取得日は今月6日。
消費者庁は機能性表示食品の届出情報を27日に更新、サプリメント1品、加工食品6品が追加された。今回公表された商品の機能性関与成分では、沈香葉エキス(ゲンクワニン配糖体として)が初の受理となった。
日本通信販売協会(JADMA)は24日に定時総会を開き、次期会長候補に内定していたオルビス㈱代表取締役社長の阿部義文氏を承認し、QVCジャパン㈱代表取締役社長の佐々木迅前会長に代わり、阿部氏が第13代会長に就任した。