機能性食品素材の研究開発を進めるアークレイ㈱は、コンブやワカメに代表される大型海藻の有効活用、産業化を推進することを目的とした「海藻活用研究会」を発足した。北海道の函館地域産業振興財団や海洋研究者などを共同発起人に、函館地域の産官学連携で取り組む。
6日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、アミノアップの酵素処理アスパラガス抽出物に含まれるジペプチドを機能性関与成分にした届出が追加された。新規の届出成分で、睡眠に関する新たな機能性を訴求する。届出者は大塚製薬。商品名は「賢者の快眠 睡眠リズムサポート」で、食品分類はサプリメント。
三菱化学フーズ㈱は100%子会社のエーザイフード・ケミカル㈱を4月1日付で吸収合併する。また、同日付で社名を「三菱ケミカルフーズ株式会社」に変更する。社名変更は、親会社の三菱化学㈱が三菱樹脂㈱、三菱レイヨン㈱と統合し、同日付で三菱ケミカル㈱が発足するのにも伴うもの。1日に発表した。
㈱ビーアンドエス・コーポレーションは、認知機能改善作用が確認されているホタテ由来プラズマローゲンの原料供給を今春から開始する。これまで、容易に酸化する性質から自社製品への利用に限定していたが、包接技術により安定化に成功、原料供給に乗り出す。
厚生労働省は、ビタミン含有保健剤(医薬部外品)の効果・効能範囲規定の一部を改正し、現行の「滋養強壮」「虚弱体質」などといった長年の規定表示について、「体力、身体抵抗力又は集中力の維持・改善」「疲労の回復・予防」などといった分かりやすい表現に改める。また、剤形にゼリー状ドロップ剤を追加する。2016年6月に閣議決定された規制改革実施計画に基づく改正で、先月27日に意見募集(パブリックコメント)を開始した。
2日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、難消化性デキストリンを機能性関与成分にしたサプリメントが追加された。同成分はこれまでに100品目近くが届け出られているが、サプリ形状食品区分での届出は初。
牛乳の飲用で腸内に水素ガスが発生する仕組みや水素ガスの有用性などを、慶應義塾大学医学部の坪田一男教授がプレスセミナーで紹介した。同セミナーは協同乳業主催により1日、東京の大手町サンケイプラザで開催された。