デュポン㈱(東京都千代田区)のニュートリション&ヘルス事業部は、風邪予防作用などが臨床試験で示唆されているプロバイオティクス製剤「HOWARU Protect」新シリーズの日本市場向け販売をこのほど開始した。プロバイオティクス製剤大手旧ダニスコによる乳酸菌製剤で、機能性別に3シリーズを用意。運動パフォーマンス向上作用が臨床試験で示された製剤も含まれている。
微藻類ミドリムシ(学名:ユーグレナ)がいよいよ海外サプリメント市場に進出する。足元、日本での業績は好調。協同乳業のヨーグルトやUHA味覚糖のアメ・グミに配合されるなど、ここにきて目立つ一般食品市場発の話題が、ユーグレナ健康食品の新たな需要を呼び込む好循環も生んでいる。「日本での伸びが鈍化してから海外に出るのでは遅い」と話す㈱ユーグレナの福本拓元・取締役マーケティング担当に海外戦略を聞いた。
東洋インキグループの東洋アドレ㈱(東京都中央区)は、抗糖化作用を持つクマザサエキスの拡販に乗り出す。同志社大・米井嘉一教授との共同研究で見出した抗糖化作用をメイン機能として訴求、原料供給とともにOEM展開を進める。
主に医療機関向け食品のメーカーである㈱H+Bライフサイエンス(東京都千代田区)は、このほど、成田国際空港の近く、多古物流団地内に化粧品の製造工場を新設し、自社製品に加え、受託事業によるOEM品の製造を開始した。この工場は、グループ会社の㈱ハーバー研究所のノウハウを活かした商品開発ができるほか、多品種対応の設備を導入し、製造コストを抑えながら小ロット生産も可能としている。
化粧品の受託製造を行う日本コルマー㈱(大阪市中央区)はこのほど、静岡県牧之原市に静岡工場を新設し、今月から稼動を開始した。従来の受託拠点である島根工場、大阪の八尾工場・柏原工場とあわせ4工場体制を確立した。
㈱ユーグレナ及び同社グループ会社の八重山殖産㈱は3日、八重山殖産が製造する微細藻類ミドリムシ(ユーグレナ)とクロレラがハラル認証を取得したと発表した。これにより両社では、現地文化などを調査しながら、身近な食材として両微細藻類の普及をイスラム市場でも進める。具体的に、ミドリムシについては、昨年9月にユーグレナが事務所を開設していたバングラディシュでの販売展開を今春より開始する予定だ。
ノニジュースを主軸製品にNB展開するモリンダジャパン合同会社(東京都新宿区)は1月30日、「2014年ウィンターフォーラム」を都内で開催、IPC(独立プロダクトコンサルタント)など約1700名が参集した。2月1日で設立15周年を迎えた同社は、昨年から提唱しているAGE測定による健康管理について、従来以上に推進するための新製品の投入、TruAge戦略を打ち出した。
オリザ油化㈱(愛知県一宮市)は17日、「桜の花エキス」や「オリザセラミド」など、同社が製造販売する健康・美容食品原料6製品についてハラル認証を取得したと発表した。同認証は、「イスラムの定める適正な方法で処理、加工された食品」であることを証明する第三者認証。これにより今後の需要拡大が見込まれているハラル食品として、イスラム市場に売り込めるようになる。
日本CI協会、㈱リマコーポレーション、オーサワジャパン㈱は12日、100名の業界関係者を集めて、東京都目黒区で新社屋竣工披露式典を開催した。
精麦加工大手の㈱はくばく(山梨県南巨摩郡)は、大麦加工食品のインド市場開拓に乗り出す。インドの6000万人以上といわれる糖尿病患者及び予備軍に向けて、大麦に含まれる水溶性食物繊維(βグルカン)の機能性である血糖値上昇抑制などの認知を広めながら市場提案を進める。同社によるインドでの事業展開は初。