清涼飲料をはじめ美容・健康飲料などを受託製造する㈱トンボ飲料(富山県富山市)は12月20日、食品安全システム規格FSSC22000の認証を取得したと発表した。取得日は同月13日。今回の認証取得を機に営業部内に広域営業課を新たに設置し、海外での自社商品、受託生産の領域を拡大させる。
モリンダ ワールドワイド インク(米国ユタ州)と共同研究機関の近畿大学薬学部は12月26日、ノニ(学名:モリンダ・シトリフォリア)種子エキス抽出法による「エラスターゼ阻害剤」としての製法特許を取得したと発表した(特許番号5425413)。特許取得日は12月6日。
キッスビー健全食㈱(東京都三鷹市)は、金時ショウガ粉末の原料供給を本格的に開始した。古越社長は「今年以降は業務用の販売にも注力する」と話し、意気込みをみせている。
東洋新薬㈱(福岡市博多区)が地方自治体との連携を強めている。機能性素材の研究開発、それを活用した最終製品開発及び販売促進などに伴う地域産業の振興を目指すもので、これまでに熊本県、佐賀県、北海道との間で協定を締結。これに続き今月10日には、国内最大の生産量を誇る柑橘類をはじめ水産物を活用した機能性素材やサプリメントの研究開発・販売促進を通じて雇用創出を進めるなどしたい愛媛県との間で連携協力・協定を結んだ。
京都大学と㈱カゴメ(名古屋市中区)は11日、トマトに含まれる全成分を解明し、健康長寿に役立てる健康機能成分を見出す共同研究講座を来年1月1日付で開設すると発表した。研究期間は2017年3月31日までの3年間。
E型コンドロイチン含有イカ軟骨抽出物を含むサプリメントを継続摂取すると、ツメの状態が改善されることを、同原料を供給する研光通商㈱(東京都千代田区)がこのほど確かめた。同社が実施したヒトモニター試験で確認されたもの。同社では、「顕著な改善例が複数の被験者で認められている」と自信を見せており、被験者の一部が出演する普及・啓発用映像も作成した。
㈱ユーグレナ(東京都文京区)が来年1月から微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)を配合した食品の販売を中国で始める。日本の厚生労働省に当たる中国衛生部が先月26日、中国で食経験のない食品を販売するために登録する必要がある新食品原料(旧・新資源食品)として同素材を認めたのに伴うもの。これを足掛かりに、ユーグレナ食品のアジアを中心にした海外市場規模を2018年までに300億円にまで成長させたい考え。
アークレイ㈱(京都市中京区)がはっさく果実由来の新機能性食品素材の販売を始めた。はっさく果実から抽出したクマリン類の一種、オーラプテンを高濃度に含むもので、少量摂取でも抗メタボリックシンドローム効果が期待できる。しばらく前からサンプルワークを展開していた。