健康茶の受託メーカー㈱ファイナール(鳥取県鳥取市、代表取締役会長・森下辰夫氏)は、かねてから建設中であった第2工場を完成させ8月19日から操業を開始した。総工費4億円の新工場は、海外戦略を見越して、食品安全システム認証・FSSC22000を取得して臨む。
2008年の市場投入から5年で累計500万箱を売り上げた高麗人参健康食品を販売展開する金氏高麗人参㈱(京都市下京区)。これまで自社商品の通販のみでの展開だったが、「日本で高麗人参を広める」会社の指針のもと、このほど原料供給・OEM展開に乗り出した。有用成分ジンセノサイドを「効果的なバランスで含有」した高品質原料を前面に打ち出し差別化を図る。
㈱にちはら総合研究所(島根県鹿足郡津和野町)は、原料から培養まで完全に国内産にこだわった「津和野式冬虫夏草」を国内外で活発に展開している。
富士化学工業㈱(富山県中新川郡)は、自社で製造しているアスタキサンチン原料3種類のアスタキサンチン含有量を増量し、今月から本格的に供給開始した。
オリザ油化㈱(愛知県一宮市)が製造販売するブドウ由来レスベラトロールを摂取すると、皮膚老化を抑制して見た目を若々しくしたり、老化に伴う運動量の低下を抑えたり出来る可能性のあることが分かった。老化促進モデルマウスを使った試験で同社が明らかにし、8日、北海道で開催された日本生薬学会第60回年会で発表した。
モリンダジャパン合同会社(東京都新宿区)は8月31日、「2013年 モリンダ フォーラム 秋~AGEから始まる未来への架け橋~」を都内で開催した。当日は同社が今年1月から推し進めているAGEについての最新情報を報告するとともに、今後大きく成長するための新システム「TruAge」戦略の今後の取組みを発表した。会場は駆けつけたIPC(ディストリビューター)で埋め尽くされ、隣接する特設ルームに臨時で席を設けるほどで、約1700名が参集した。
大塚ホールディングス㈱(東京都港区)は8日、2013年度第1四半期決算を発表した。主要事業である医療関連の抗精神薬「エビリファイ」が引き続き好調で前年同四半期比で20%以上の伸張、「ポカリスエット イオンウォーター」の今年4月上市などによるブランド再認識から同2ケタの伸びを見せるなど、売上高は同12.3%増の3235億円、営業利益は同3.4%増の505億円となった。
ポッカサッポロフード&ビバレッジ㈱(名古屋市中区)とネスレ日本㈱(神戸市中央区)は8日、輸入ミネラルウォーター「ヴィッテル」「コントレックス」に関する事業提携について合意したと発表した。同2ブランドは来年1月からネスレ日本が輸入し、ポッカサッポロが全国に向け販売することになる。
㈱ファンケル(横浜市中区)は9日、各種ビタミン・ミネラルシリーズのサプリメント15品をリニューアルすると発表した。同社が健康事業を再構築するなかで、開発コンセプトである「体内効率」をより分かりやすく訴求するためのパッケージデザインへの変更とともに配合成分の見直しを図った。対象製品は順次切り替え、9月20日迄に全品更新する。
ヤクルト薬品工業㈱(東京都国立市)は、製造・販売するガラクトオリゴ糖「オリゴメイト」が、ハラル食品としての認証を受けたこと、さらに、欧州で施行されているノーベルフーズ制度において審査を受け、流通許可を受けたことを1日に発表した。また、同品が既にGRASやコーシャの認証を受けていることから、世界各国への積極的な販売展開を推し進めるという。